日焼け止めを顔に塗ると、目にしみることってありませんか?わたしは若いころに初めて買った日焼け止めが目にしみてから、ずっと日焼け止めが苦手でした……。
とはいっても、日差しの強い日に日焼け止めを塗らずに外出するわけにはいきませんよね。
この記事は日焼け止めが目にしみて困っている方に、目の周りへの塗り方やしみない日焼け止めの選び方について、私が気を付けていることなどをご紹介します!
日焼け止めが目にしみる!
私が初めて日焼け止めを買ったのは、高校生のころ、友人たちとプールに遊びに行った時でした。
CMでもお馴染みの、誰もが知っている有名な日焼け止めで、顔にも体にも使えるというタイプの日焼け止めです。
さっそく体中に塗って、顔にも塗って、「準備万端!」と思った次の瞬間「なんだか目が痛い……」。何かが目にしみて、目がしょぼしょぼして涙目です。
同じ日焼け止めを同じように塗った友人たちは何ともなくて、「日焼け止めが目に入ったんじゃない?」とか「日差しが眩しいからじゃない?」とか言っていましたが、日焼け止めが目に入ったらその時に気づくはずですし、眩しいときの「しょぼしょぼ」ともまた違うんですよね……。
その時は結局プールで泳いでいるうちに取れてしまったみたいで、帰るころには忘れていました。
それから何年間も、日焼け止めを塗ると目にしみてしょぼしょぼしたり目が乾く感じがするので気になっていたのですが、私の周りにはなぜか同じ症状の人が全くいなかったので日焼け止めの成分が原因だと気づくのにだいぶ時間がかかりました。
日焼け止めは目の周りに塗ってはいけないの?
ちょっと高めの日焼け止めを買っても子供用の日焼け止めを買っても目にしみるので、もうイヤになって塗らずに外出していたら、ある日紫外線のせいで肌がかぶれてしまいました。
皮膚科で診察を受けたときに「日焼け止めは必ず塗るように!」と注意されたので「日焼け止めが目にしみて涙目になるんです」と相談してみたところ、「目のきわまで塗っているんじゃない?目に入らないように塗り方に気を付けてね」と言われました。
いやいや、ただでさえ目にしみるのに、きわまでなんか塗りませんよ。でも、物によってはまぶたや目の周りに塗ってはいけないものもあるのだそうで、パッケージや商品に記載されている小さな注意書きもきちんと読まないといけませんね。子供用だからといって必ずしも万人に合うとは限らないので気を付けなければいけません。
その皮膚科で扱っている日焼け止めは目の周りにも使える(でも、きわまではダメ)ということで、ちょっと高かったけれど買ってみたら、なんと初めて目にしみない日焼け止めでした!
わたしはいつも、アイクリームや日焼け止めをまぶたや目の周りに塗るときには、両手の指先に少量取って軽く伸ばし、まぶたを閉じて軽くトントンとなじませるようにしています。くれぐれも目に入らないように気を付けてくださいね!
目にしみない日焼け止めを選ぶには
目にしみない日焼け止めもあるということを知って、今までの目にしみる日焼け止めと比較した結果、目にしみる日焼け止めとしみない日焼け止めの見分け方がわかりました!
目にしみない日焼け止めは、「紫外線吸収剤」と「アルコール(エタノール)」が「不使用」と記載されているものです。どちらも肌の上で成分が揮発するときに目に刺激を与えるようです。特に「紫外線吸収剤」は日焼け止めの効果を高くするために使われる成分なのですが、人によってはアレルギー反応を起こして真っ赤にただれたり腫れたりすることもあるそうで、注意が必要です。そのため、「紫外線吸収剤」を使用している商品には「まぶたや目の周りには使用しない」と注意書きのある商品もあります。
ところがこの「紫外線吸収剤」は、使用していてもわざわざ「使用」と記載しなくてもいいのだそうです。ですから、「紫外線吸収剤」と記載されていないものを選べばいいのではなく、「紫外線吸収剤不使用」と記載されているものを選ぶようにすると安心ですよ。
商品によっては「紫外線吸収剤をカプセルに包んでいるので刺激が少ない」というものもありましたが、私のように目にしみやすい人やアレルギーのある人は使用しないほうが良さそうです。
今まで、「ベビー・こども用」の日焼け止めだから大丈夫だろうと思って買ったものもありましたが、それよりもしっかり成分を確認して「紫外線吸収剤不使用」で「アルコール(エタノール)不使用」と記載されているものから選びましょう。
私が今愛用しているのは「フォーファム アウトドアUVミルク」です。
もちろん「紫外線吸収剤不使用」「アルコール(エタノール)不使用」。皮膚科の日焼け止めよりたっぷり入ってコスパがいいので、息子と一緒に使っています!日焼け止めってなんだか肌が乾燥しやすいものが多いですが、これは植物由来の保湿成分がたっぷり含まれていてまぶたや目の周りに塗ってもしっとりしますし、もちろん目にもしみません☆やわらかいクリームでスルスルっと伸びがいいし、柑橘系の爽やかな香りで使い心地がとっても良くてお気に入りです。
フォーファムの使用感など詳しくはこちら→フォーファムの日焼け止めアウトドアUVミルクの顔への使用感と成分☆虫除け効果も
まとめ
日焼け止めが目にしみる原因は「紫外線吸収剤」と「アルコール(エタノール)」でした。
紫外線吸収剤は日焼け止めの効果を高める働きがあるので、刺激を感じない人にはいいと思いますが、アレルギー反応を起こしやすい人や日焼け止めで刺激を感じやすい人は、必ず商品に含まれる成分を確認し、「紫外線吸収剤不使用」「アルコール(エタノール)不使用」と明記されているものを使用するようにしましょう。
また、日焼け止めに限りませんが初めて使う時にはいきなり顔に塗らないで、二の腕の内側など目立たない部分に塗ってみて肌に合うことを確かめてから使うようにしましょうね。
【関連記事】
頭皮の日焼けも予防が大事!頭皮の日焼けによる影響と予防対策
運動会の日焼け対策をしたいママの注意点と服装は?日傘マナーも!
子供も運動会では日焼けに注意!日焼け対策&紫外線から目を守るには