鼻の粘膜が乾燥して痛みを感じたり、鼻水は出ていないのに鼻が詰まったような感じがしたり、なんだかムズムズしたり…そんなドライノーズの症状に悩まされる人が増えているそうです。
私もドライノーズになりやすく、特に冬場はかなり気を遣って対策し、乗りきっています!そんな私の対処法をご紹介します。
鼻の粘膜が乾燥して痛いときの対処法
ドライノーズによる鼻づまり感やムズムズもイヤですが、痛みがあると本当につらいですよね!人によっては鼻粘膜が傷付いて出血してしまったり頭痛がしたりといった症状が出てしまう方もいるそうです。
私の場合、鼻血や頭痛はありませんが、鼻粘膜が乾燥すると鼻の奥の方にヒリヒリとした痛みを感じてツラいです。
昔『ドライノーズ』という名前も知らなかった頃、「なんか鼻が乾燥するなぁ」と気になりながらもそのまま我慢して放っておいたら、そのうち喉まで痛くなって本格的に風邪をひいて高熱を出してしまったことも。
それ以来、鼻が乾燥し始めたら用心して
『とにかく保湿!』
を心がけています。
鼻のつらい乾燥を潤す方法
まずはとにかく、1秒でも早く鼻の中を潤したいですよね!
お肌の乾燥対策と同じで、鼻の中に直接保湿剤で潤いを与えると楽になります。ただ、鼻の中は粘膜なので刺激のない保湿剤でなくてはいけません。
私がいつも使っているのはドライノーズスプレーとベビーワセリンです。
私の場合、軽い乾燥ならドライノーズスプレーだけでもだいぶ楽になりますが、乾燥程度によってはまたすぐに乾燥感が出てきてしまうので、いつもドライノーズスプレーのあとすぐにベビーワセリンを塗ってなじませています。化粧水とクリームみたいなイメージですね!
どちらも医薬品ではないので何度でも使えます。「また乾燥してきたな」と思ったらこまめにつけるようにしていると、だんだん改善してきますよ。
どちらもドラッグストアで手に入ると思いますが、どちらかといえばワセリンの方が売っているお店が多いかもしれません。もしドライノーズスプレーが売っていなければ、とりあえずワセリン(白色ワセリン)だけでもつけておくと乾燥による痛みは和らぐと思います。ただ、私はワセリンだけだと鼻の中が重いというかベタつく感じが気になるし表面だけしか潤っていないような気がするので、ドライノーズスプレーと併用するのがお気に入りです。
ベビーワセリンのほかに馬油を使って保湿している方もいます。
私も馬油は肌の保湿に愛用していますが、鼻の中に塗ると独特のにおいが気になってしまうので、鼻の乾燥にはベビーワセリンの方をおすすめします。においさえ気にならなければ馬油もよさそうですね。
ワセリンや馬油を鼻の中に塗るときには、指ではなく綿棒を使うのがおすすめです。指だとどうしても「塗り込もう」としてしまい、爪で粘膜を傷つけてしまいやすいですし、見た目も…ですよね!綿棒の先に少量ずつ取り、鼻の穴にくるっとやさしく置くようにつけます。奥に塗ろうとするのは危険なのでNG!手前につけて軽く鼻をつまむように馴染ませると、体温でだんだん奥の方まで広がっていくようです。
さらにマスクをつけておくのも鼻と喉の保湿に効果的です。私の場合、保湿剤をつけずにマスクだけではあまり効果が見られないのですが、併用するととても楽になります。とくに外出時は乾燥した空気や冷たい風が刺激になるので、ドライノーズの症状が出ているときにはウイルスや花粉に関係なくマスクをつけて出掛けた方がいいですよ。
鼻の乾燥を潤すためには、鼻腔内だけでなく室内の湿度にも気を付けるようにしましょう。
冬場はもともと空気が乾燥している上に、風邪やインフルエンザやその他色々なウイルス感染も流行するので、より湿度に気を配ったほうがいいですよね。普段から部屋に加湿器をつけて乾燥しないように気を付けている方が多いと思います。
でも実は冬以外も乾燥していることがあるので要注意!春は風が強かったり乾燥している日も多いですし、夏は外はじめじめしていても室内はエアコンで乾燥しがち。
とはいえ、じめじめシーズンに加湿器なんてカビの方が気になりますよね。ドライノーズの症状が出ているときだけちょっと部屋の湿度を気にして、マグカップに熱いお湯を入れてデスクに置いたり、湯船にゆっくり浸かって蒸気をたっぷり吸い込んだりするとかなり楽になりますよ。
鼻が乾燥しているときは睡眠中の対策も!
起きているときはこまめに保湿したり部屋の湿度に気を付けたりできますが、睡眠中はなかなかできませんよね。
寝る前にしっかり保湿できたと思っても、眠っている間に鼻の中が乾燥してしまうこともよくあります。そうなると朝起きたときに喉まで乾燥して痛くなっていることも。口を開けて寝ていたわけじゃないのに、朝起きたときに喉が乾燥して痛いのはドライノーズのせいだったりします。
私は鼻の乾燥が気になる時は、寝る直前に鼻の中を保湿して睡眠用のマスクをして寝ています。
普通のマスクでもいいかもしれませんが、私が愛用しているのはこちら。
耳にひっかけているのでずれないし、横向きに寝ても顔にあとがつきません。似たような商品が色々売られていますし、このタイプは本当におすすめです。
私の場合、日中は鼻の中が乾燥していなくても寝ている間に乾燥してしまうことが冬場によくあるので、冬は毎日手放せません。
まとめ
鼻の粘膜が乾燥してしまうドライノーズ。痛みや不快感があるので、すぐに改善したいですよね。
対処法はとにかく保湿することが大切です。
乾燥している鼻粘膜を直接潤すのはもちろんのこと、部屋の湿度や寝ている間の対策もしておくと、だいぶ楽になると思いますよ。