中学校入学を控え、制服や通学バッグなどとともに学校で使う筆記用具も新調する方が多いですよね。
小学校で使っていたものを引き続き使うということもありますが、どちらにしても「小学校と中学校で持っていく筆記用具や筆箱はどう違うのか」「中学校では何が必要なのか」わからないという方へ、我が家の息子や同級生たちの筆箱の中身と「最低限必要なもの」をご紹介します。
中学生の筆箱の選び方
まず、中学校では校則によって小学校のように持ち物に自由度がない場合もありますので、入学前の保護者説明会や資料などで持ち物のルールを確認しておきましょう。
うちの息子の学校では特に筆箱や筆記用具についての決まりはなく、気が散るものや不必要なものでなければいいという感じでした。
よくわからないときは説明会で先生に確認してもいいですし、在校生やそのお母さんに聞いてみてもいいですね。大抵はシンプルで派手なものでなければ大丈夫だと思います。
どんな筆箱やペンケースにしても、必要なものがすっきり収まらないと困りますし、かといってあまり大きすぎても机の上で邪魔になってしまうので、まずは中身から揃えていくのがおすすめです。
中学生の筆箱の中身に最低限必要なものは?
もうすぐ中学2年になる息子のペンケースの中身は・・・
・シャープペン(3本)
・シャープペン+4色ボールペン
・フリクションの3色ボールペン
・色鉛筆8色入りのペン・ネームペン
・2Bの鉛筆(2本)
・消しゴム
・シャープペンの替芯
・定規
・スティックのり
・付箋
日によって多少中身の本数が変わることもありますが、大体こんな感じです。
お友だちの中にはこのほかに
・蛍光ペン(2~3色)
・チェックペン(下敷きをあてて暗記するためのペン)
・ハサミ
・修正テープ
・テープ糊
などを持ってきている子も多いそうです。ママ友に聞いたところ、特に女の子は小物類をいろいろ取り揃えて持ち歩くことが多いみたいです。
これ全部を揃えるとかなりの量になってしまいますが、全部揃えないといけないのかといえばそうでもなさそうです。
最低限必要なものを揃えるなら、とりあえずは
・フリクションのボールペン(3色か4色)
・ネームペン
・シャープペンの替芯
・消しゴム
・定規
・スティックのり
・鉛筆(2~3本)
・付箋
くらいでいいようです。
この中で一番使うのはシャープペンです。
鉛筆と違って削らなくていいので1本で足りそうな気もしますが、突然壊れて使えなくなってしまったり、授業中に床に落として転がっていってしまったりしたときの予備としてもう1本はあったほうが安心です。
芯の太さが色々ありますが、0.5ミリが一般的でおすすめです。0.3ミリだと細すぎて折れやすく、授業や勉強に集中できないということにもなりかねませんよね。
ボールペンは少なくとも赤と青は必要です。
丸つけや直しや、ノートなどに書き込むときなど意外と頻繁に使います。別々に1本ずつ揃えてもいいですが、コンパクトで色の使い分けもしやすい4色ボールペンか3色ボールペンがおすすめです。
特に、フリクションボールペンなら書き間違えてもきれいに消して書き直せるので、ノートにまとめるときなどにも便利ですよ。
フリクションを頻繁に使うときに便利なのがフリクションイレーザーです。
フリクション用の消しゴムみたいなものですね。これってペンの頭にもついていますが、頻繁に使っているうちにだんだん擦り減ったり消した部分が汚れたりしてきれいに消せなくなってしまったんです。これを購入してからもう一年以上使っていますが、普通の消しゴムみたいに減ることもないのでコスパがいいし、きれいに消せて消しやすいので超おすすめです!
息子の周りではジェットストリームのボールペンも人気で、息子もこちらを気に入って使っています。持っている子が多いので、名入れをしてくれるサービスは嬉しいですよね!
ジェットストリームは書き味がなめらかですし、替芯も取扱店が多いので、急に必要になっても購入しやすいというのもポイントです。
ネームペンは小学校でも使っていたと思いますが、名前書きに使う油性ペンですね。
教科書や教材が配られたときなど、その場ですぐに記名するように指導されます。その他にもいろいろな場面で意外と出番が多いので、必ず1本用意しておきましょう。
シャープペンを使うなら替芯は必須ですよね!濃さはお好みですが、一般的にHBくらいが使いやすく、ほとんどの子が使っています。気づいたらいつの間にか空になっていた!ということにならないように、常に一つは予備を家に用意しておくと安心です。
消しゴムは、やっぱり定番のMONO消しゴムなどシンプルな白い消しゴムが機能的にも良くて人気です。
定規は小学校の時に使っていた15センチ定規で十分ですが、数学の授業でも使うのでもし新しい定規を買う予定なら「透明で目盛がよく見えるもの」を選ぶといいですよ。
スティックのりは、ノートにプリントを貼ったりするのに使います。意外とすぐになくなってしまうので、こちらも予備に何本か買って家に置いておくと安心です。
鉛筆は、シャープペンがあるからいらないのでは?と思いますが、美術の授業では鉛筆を使うことが多いですし、漢字の書き取りは鉛筆の方が書きやすいということで、息子は毎日2~3本持ち歩いています。
もしシャープペンが壊れたりうっかり芯をきらしてしまっても、鉛筆さえあれば困らないですしね。
小学校の頃に使っていたもので十分ですが、もし新しいものを買うなら無地のものが入試などでも使えるのでおすすめです。
付箋はサイズも用途も色々ありますが、とりあえず用意しておきたいのは使用頻度の高いシンプルで小さいものです。
このタイプは教科書や問題集などのしおり代わりになります。
宿題のページに貼って忘れないように目印にしたり、テスト範囲の目印にしたり。わからない問題のページに貼っておけば、あとで先生に質問するときにも便利です。100均にもいろいろあるので、使いやすそうなものを試してみるといいですね。
先生によっては板書をするときに色分けをしたり、蛍光ペンでチェックさせたりすることもあるので、指示があればその都度揃えて追加していけば大丈夫です。
また、ひとりひとりノートの取り方やチェックのしかたなど、やりやすい勉強法って違いますよね。
最低限の筆記具でしばらく授業を受け、必要なものや欲しいものをあとから追加していくようにすれば、ペンケースの中身もスッキリして無駄がありません。
中学生が使いやすい筆箱のおすすめは?
息子もそうですが、息子の同級生たちも布製のペンケースを使っている子がほとんどです。もちろん、女の子も。
プラスチックなどの筆箱タイプに比べて布製は形を気にせずバッグの隙間にも入るタイプが多いですよね。
息子が使っているのはファスナーを開けるとペン立てになるペンケースです。
授業参観のときに見たら同じタイプのものを使っている子もたくさんいました。授業中はペン立てにしているので机の上でスペースをとらないし、必要なものをサッと取り出せるので使い勝手も良さそうですが、その一方、手が当たったり教科書やノートに押されて机の下に倒れると中身が全部飛び出してしまうこともあるそうです。
その点ではオーソドックスな横置きタイプも人気です。
大容量のペンケースにも色々な種類があるので、消しゴムや替芯など小物用のポケット付きなど中身の取り出しやすさや扱いやすさに注目して選ぶとよさそうですよ。
まとめ
中学生の筆箱の中身は、小学生の頃と比べてペン類が多い印象です。
その分、持ち歩く筆記用具も多いので筆箱やペンケースは大容量で扱いやすいシンプルなものが人気です。
最初は最低限必要なものを用意しておいて、少しずつ他に必要なものや欲しいものを買い足していくようにすると無駄がありませんよ。