買い物をしてお店で商品を入れてもらえる紙袋。
「デザインがかわいい」「何かのときに使えるかも」「とりあえず…」と、取っておくことって多いですよね。
私も、もったいなくて捨てられなかった紙袋が家にたくさんあります!どんどんたまっていく一方です。
でもよく見ると、持ち手の部分がよれていたり、テープを剥がしたあとがついていたり、ちょっと端が破れていたり…。人に渡すにはあまり状態の良くないものも中にはありますし、自分で使うにもこんなにたくさんいらないはず。
そんな紙袋たちを使って、別のものにリメイクするのが最近流行っています☆
この記事では、比較的簡単な封筒やポチ袋の作り方をご紹介します。お年玉袋もさくさく作れるので、年末の大掃除で大量の紙袋を処分する前にぜひ!
紙袋をリメイクした封筒の作り方
紙袋を封筒にリメイクするのはとっても簡単です。
好きな絵柄の紙袋やお気に入りの紙袋を使ってもいいですが、元々ついている折り目などはなるべく避けて作りたいので、大きめサイズの紙袋を選ぶと仕上がりがきれいですよ☆
材料
・紙袋
・ボンドまたは両面テープ
・厚紙
・セロハンテープ
・作りたい大きさの封筒
道具
・はさみ
・定規
・(アイロン)
作り方
1.紙袋を開いて平らにします。
のりしろを剥がしても、はさみで切り開いてもOKですよ。はさみで切り開く場合は、のり付けされている辺の折り目を切ってください。
2.持ち手もそっと剥がします。
ビリビリーッとどこまでも剥がれてしまわないように、のり付けされている部分の外側から内側に向けて、少しずつ剥がしてくださいね!
※表面加工されていないような紙袋であれば、中温でアイロンがけをすることで多少シワがのびてピシッとすることもあります。
ただ、印刷のインクがアイロンやアイロン台に写ってしまうこともありますし、アイロンをかけるのに向いていない紙もありますので、アイロンがけをする場合は先に目立たない部分で試してみてくださいね。
大丈夫そうなら裏からかけます。
3.作りたい大きさの封筒ののりしろを剥がし、平らに開きます。
4.厚紙に乗せて鉛筆で形をなぞり、ハサミで切り取ります。
5.型として使うのは外枠の方ですので、ハサミを入れた部分をテープでとめておきます。
6.外枠の方を型にする理由は、絵柄を確認しやすくするためです。
この部分にしようかなぁ…こっちがいいかなぁ…と、目で見て確かめられます。変なところに折り目が入っていないかも確認しやすいですね。
7.場所を決めて鉛筆でなぞったら、線のなるべく内側を丁寧に切り取ります。
8.封筒の形になるようにまず左右を折り、その上から底の部分を折り上げます。
折るときは定規や下敷きや厚紙などを当てながら折ると、曲がらずまっすぐきれいな折り目がつけられますよ。
9.のりしろにボンドをうすくのばすか両面テープをつけ、底部分を貼り合わせます。
10.ふた部分にも折り目をつけたら完成☆
切り取る場所によって、同じ紙袋でも雰囲気がだいぶ変わりますよね。
いろいろな紙袋で作ってみると、意外とかわいいものができたりして楽しいです♪
ちょうどいい厚紙が手に入らない!というときは、開いた封筒をそのまま型紙にすることもできます。ただ、厚紙より薄くてずれやすかったので、少しずつ慎重に書き写してみてください☆
ちなみに、私が作った型紙のサイズがこちら。
左右対称です。
型紙を作ったり、封筒を開いて写し取ったりするのが面倒!というときは、19センチ角の正方形に切り取って、こちらの記事でご紹介している封筒の折り方で作ると更に簡単ですよ。
↓
お年玉袋やポチ袋を折り紙で♪簡単な折り方と小さな封筒の作り方☆
お年玉袋にもなる封筒の作り方
お札を折らずに入れて渡したいことってよくありますよね。
かといって茶封筒じゃ味気ないし、それ用に買うのもちょっと…っていうときのために、作り置きしておくと何かと便利ですよ。型紙なしで簡単に作れます!
明るくてかわいらしいデザインを使えば、お年玉袋にもぴったりですね☆
材料
・紙袋
・ボンドまたは両面テープ
道具
・はさみ
・定規
・(アイロン)
作り方
1~2.紙袋を開いて平らにするところまでは上の封筒と同じです。
3.縦21㎝、横18.5㎝の長方形に切り取ります。
4.紙の裏(袋の内側)を上にした状態で、左から5.5㎝、右から4.5㎝で折り目を付けます。
5.一旦開いて、上から2センチ、下から1.5センチの部分を、中央を残して左右とも切り落とします。
6.中央の上下に残った部分が蓋と底になるのですが、それぞれ、端から2㎜くらい内側から斜めに切り落とします。
7.左の5.5㎝を折り、右の4.5㎝の右端にボンドをうすくのばすか両面テープをつけ、貼り合わせます。
8.1.5㎝の底部分に折り目をつけ、ここにもボンドをうすくのばすか両面テープをつけて貼り合わせたら完成です☆
封筒だけじゃなくポチ袋もサイズを変えるだけ☆
同じ作り方でサイズを変えるだけで、ポチ袋も型紙なしで簡単に作れますよ☆
お年玉袋としてはもちろん、ちょっと小銭を渡すときなどにもそのまま渡すよりスマートですよね。
ほかにもメモリーカードなど小さな物の受け渡しや、ちょっとした小さなお土産を渡すときなどに小さな袋があるととっても便利です♪
上の「お年玉袋にもなる封筒」と同じ材料と作り方で、お好みの大きさで作ってみてください☆
参考までに私が作ったこちらのポチ袋のサイズは…
仕上がりが縦11.5㎝、横7㎝です。
縦14.5㎝、横15㎝の長方形に切り取った紙を裏を上にしておき、左から4.5㎝、右から3.5㎝で折り、蓋と底の部分はそれぞれ1.5㎝ずつにしました。
市販のポチ袋はこのサイズが多いようですが、もっと大きいものも小さいものもあります。決まりはないのでお好みのサイズで☆
まとめ
ほかに何かに使えるかもしれないと、レジ袋より捨てにくい紙袋。素敵な色柄や紙質のものはより一層捨てにくく、たまっていく一方ですよね。
リメイクというと難しそうなイメージもありますが、今回ご紹介した封筒やポチ袋なら簡単です♪
しかも使い勝手も良くて便利なので、「ちょっと紙袋がたまりすぎたなぁ」という時に素敵な柄で作ってみてください☆