あまり雪が降らない地域では「雪仕様」の服や靴を持っていないことが多いので、雪が降った日の子供の服装や靴は何を身に付けさせたらいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、東京在住の我が家の小学生の息子や友人たちが雪の日の通学に身に付けている服装や靴の対策、おすすめを紹介します。
小学生の雪の日の通学対策!
あまり雪が降らない地域に時々雪が積もると、子供たちはテンションMAXで大喜びしますよね♪
朝起きて窓の外が銀世界になっていると、早く外に出たくて普段と変わらない服や靴で出掛けようとします。
小学生は園児と違って子供だけで歩いて通学するので、普通の靴では滑って転んで怪我をするのではないかとか、転んだら雪でびしょ濡れになってしまうのではないかとか、こんなに寒い日にびしょ濡れになったら風邪をひいてしまうとか、ママの心配は尽きませんよね!
とりあえず私は、雪の日の通学には必ず着替えとタオルを持たせるようにしています。
転んでも上半身はほとんど濡れないので全身コーディネートで持たせる必要はなく、パンツと靴下とズボンがあれば大丈夫。
学校でも貸してくれるかもしれませんが、自分の服の方がいいですよね!
パンツだけ替えるっていうことはないと思いますが、靴下やズボンの裾は転ばなくても濡れてしまうことがあって、足元が冷えると風邪をひきやすくなってしまうので着替えがあるだけでも安心ですよ!
また、通学に着ていくアウターとズボンと靴にはしっかり防水スプレーをかけています。
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これは雪の日だけでなく雨の強い日にも活躍しますので、一本あるととても便利ですよ。
使うときは必ずベランダなど外でスプレーしてくださいね。
雪の日の通学におすすめの服装は?
慣れない雪の日の通学は、動きやすくて暖かく雪が付きにくいものを選ぶといいですよ。
積雪量にもよりますが、もしスキーウェアを持っているなら活用しても良さそうですね。
うちの息子はスキーウェアなど持っていないので、雪の日はこんな感じです。
いつもの薄手のダウンジャケットに裏フリースパンツを着て、いつものネックウォーマーと雪用の手袋を着けています。
ダウンの下は長袖Tシャツとフリースジャケットです。
防水スプレーはダウンジャケットと裏フリースパンツと手袋だけにしっかりとかけています。
雪だから寒いだろうといってあまり厚着させ過ぎると、教室の中で汗だくになってしまって逆に風邪をひいてしまうおそれも。
外は雪でも教室内は暖房が効いてとても暖かいので、子供が自分で調節のしやすい重ね着がおすすめです。
セーターなど頭からかぶる服より、フリースジャケットや厚手のカーディガンなど羽織る服の方が脱いだり着たりしやすいですね。
手袋は防寒のためにも安全のためにも必須ですが、雪の日に毛糸の手袋は不向きです。
全く雪に触らない大人な(?)小学生なら毛糸の手袋でもいいですが、普通は雪に触りたいですよね!
でも毛糸の手袋で雪を触っているとすぐこんなことになってしまいます。
学校に着く頃には手袋はびしょびしょ、手はかじかんでしまいます!
雪の日の手袋にはやっぱり防寒防風撥水のものがおすすめ☆
「スノーグローブ」とか「スキーグローブ」といった名前で売られていますが、冬に自転車に乗るときや冷たい雨の日など雪が降っていない時でも活躍するので、冬になったら早めに用意しておくといいですよ。
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「撥水加工」と記載があっても雪の日に使うと縫い目などからじわじわとしみてくるので、防水スプレーをかけておくと安心です。
ニットの手袋と違って伸縮性がないので、購入するときはサイズをしっかりと確認したほうがいいですね。
東京などあまり雪が降らない地方の小学校では、最近は校庭での雪遊びを禁止していることが多いですが、雪遊びができる学校であれば、上にレインスーツを着るのもおすすめです。
上着だけでもいいですが、パンツもセットで着ることで服が濡れる心配がグッと減りますよ。
→子供用レインスーツのサイズの選び方☆パンツの裾上げと袖丈対処法!
→高学年にレインコートは必要?レインウエアなら通学や自転車も安心!
雪の日の通学はどんな靴を履かせたらいいの?
もしかしたら一番頭を悩ませる、雪の日の通学に履く靴問題。
雪道は滑りやすいので、靴底がつるつるした靴は危険です!できるだけ靴底の溝が深い靴を選ぶようにしましょう。
長靴を持っていれば迷わず長靴を履かせます。
中に暖かい中敷きを入れたり厚手の靴下を履けば、雪の日でも足が冷たくなりにくいですよ。
うちの息子は6年生までずっと雨の日と雪の日には長靴を愛用しているのでいいのですが、小学生になると長靴を嫌がって持っていない子も多いですよね。
息子に「友達は雪の日に何を履いて通学しているか」聞いてみたところ、息子と同じように長靴を履いてくる子はクラスで数人、サッカーや野球などをやっている子たちは全員スパイク、残りの子は普段と同じ運動靴を履いてくるそうです。
低学年の頃は長靴の割合が多くて約半数の子が長靴でしたが、学年が上がるにつれてスパイクや運動靴の割合が増えていくようです。
低学年ではスノーブーツを履いて通学する子もクラスで数人くらいいました。
息子も1、2年生の頃は冒頭の写真のスノーブーツを履いていました。
スノーブーツのメリットは暖かくて軽くて、履き口がゴムですぼまっているので雪が入りにくいといった点です。
当時、息子も気に入って履いていました。
デメリットは慣れないと脱ぎ履きしにくい、出番が少ないという点です。
長靴より厚みがあって足にフィットする感じで、靴下のように両手で持って履かないといけないため「履きにくい」と感じる子もいます。
また、わざわざ買っても出番が少ない上にすぐにサイズアウトしてしまうので、雪の日限定で履くとコスパは良くないかもしれませんね。
一番のおすすめはやっぱり長靴です。
大人でも雪の日に長靴をはく方が多いですよね?
息子によると、雪の日に普通の運動靴を履いて通学するのはほとんどが女の子だそうです。
小学生の女の子は男の子よりファッションにこだわりがあるので、「長靴なんてカッコ悪い」と思ったら絶対に履かないけれど、足が濡れて冷えるのが心配だと女の子のママ友が言っていました。
でも最近、おしゃれな長靴って多いですよね!
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高学年なら大人用の長靴も履けるようになるので、「こんなかわいい長靴ならどう?」と言って勧めてみてはどうでしょう。
まとめ
あまり雪が降らない地域では、小学生が雪の日に通学するときの服装や靴も雪仕様になっていないことがほとんどです。
・着替えとタオルは必ず持たせる
・服と靴に防水スプレーをかける
・防寒と安全のために手袋をはめる
・靴は靴底の溝が深いもの、できれば長靴を履かせる
といった点を押さえておけば、慣れない雪の日の通学もとりあえず大丈夫そうです。
あとは安全に通学できるように歩き方や注意点を親子で確認してから登校させると安心ですね!
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