子供の赤白帽やカラー帽子がブカブカだったら、どうやってサイズを調整したらいいかよくわからないですよね。
帽子の後ろに入っているゴムが伸びたら新しいゴムに交換できるのかどうかも。
この記事では赤白帽のサイズ調整のやり方と、後ろのゴムの付け替えを手縫いで簡単に行う方法について書きました。
赤白帽のサイズ調整のやり方
赤白帽やカラー帽子はフリーサイズのものが多いので、入園入学直後は特に「初めてかぶせてみたらブカブカだった!」ということも結構よくあります。
あごにかけるゴム紐の長さを調整して脱げたりずれたりしなくなるのであればそれでいいのですが、あごひもをかけてもずれてしまうほどゆるいとか、あごひものないタイプのカラー帽子なら、本体をちょこっと縫うだけでフィットするようになりますよ。
1.後ろに入っているゴムのすぐ横をつまむ
片方ではなく、左右に分けてつまむようにします。
後ろ寄りの帽子の縫い目の近くでつまむと、かぶったときに違和感がなく見た目もスッキリして目立たないですよ。
2.縫い目が表に出ないようにまつり縫いで留める
表と裏(赤と白)、それぞれ表に縫い目が出ないようにまつり縫いします。
フチから1センチくらい縫えば大丈夫です。フチの部分は縫い目が広がったりほつれたりしやすいので、二重か三重にしっかり縫いましょう。
3.反対側も同じように縫って完成!
左右とも、表裏両方からまつり縫いできたら完成です。
縫い終わったら赤白両側から見てみてください。自然な感じに仕上がっていますよね☆
たった1センチくらいしか縫っていませんが、これだけでかぶり口がフィットするので脱げにくくなりますし、上までたくさん縫ってしまうより見た目も自然ですよ。
子供が成長して帽子がキツくなってきたら、簡単にほどいて元のサイズに戻せるというのも嬉しいポイントです。
赤白帽の後ろのゴムがのびたら
赤白帽やカラー帽子の後ろには、フチにゴムが入っていますよね。
毎日かぶったり引っ張ったりしているうちに、このゴムが伸びてしまうこともあります。
たとえ伸びきってしまったとしても、あご紐をかけたりして脱げたりずれたりしないでかぶれているのなら、そのままでもいいとは思います。
でも、帽子がずれてきたり、パカパカしていておかしいという場合には糸をほどいて後ろのゴムを交換したほうがいいかもしれませんね。
赤白帽の後ろのゴムの付け替えを手縫いでやる簡単な方法
赤白帽やカラー帽子の後ろのゴムを付け替えるのって、ちょっと難しそうだなぁと思ってしまいますが、やってみたら意外と簡単です。
あごのゴム紐に比べたら滅多に替えることもないですし、一度も替えずに済むことも多い部分です。
でもフィット感がなくなるほど伸びてしまったなら、新しいゴムに付け替えてあげるとかぶり心地が良くなりますよ。
縫い糸は白一色だけでOKです。
1.ゴムが入っている部分のフチの縫い目をほどく
リッパーや糸切りばさみで丁寧に縫い目をほどきます。
この時、中心付近から両側に向かってほどいていくのがコツです。
ゴムと一緒に縫ってあったりして、ちょっとほどきにくいこともありますが、焦らず丁寧に。
ゴム入れ部分の端が近づいてきたら、糸が切れないように両側とも長めに(2センチくらい)とっておくと、ほどいた部分からの縫い目がほつれにくくなります。
2.古いゴム紐を取り除く
糸くずもついでに取り除いておきましょう。
3.新しいゴム紐を適当な長さに切る
うちの子の赤白帽には7ミリ幅のゴム紐が入っていましたが、この部分のためだけに買うのはもったいないですよね。
そこで、あご紐に使っているのと同じ5ミリ幅の平ゴムを使います。
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フリルタイプのゴム紐は、ゴムの力が弱くて伸びやすいので不向きですよ。
ゴム入れ部分と同じ長さか、ちょっと長めに切っておきましょう。
4.ゴム入れ部分の端にゴムの片端を縫い付ける
白い糸を使うので、白い方に縫い付けます。
ゴムは中に入れて縫い閉じてしまうので、ゴム入れ部分の幅の中心にしっかりと縫い付けましょう。
私はゴムひもを縫い付けるとき、いつもこのように縫っています(わかりやすいように幅の太いゴムと太い糸を使っています)。
5.サイズを合わせて反対側のゴム端も縫い付ける
子供に帽子をかぶせてフィット感を確認しながらゴムの長さを決め、ゴムを切る前に縫い付けてしまいます。
縫ったあとでもう一度かぶせてみて、ちょうど良ければゴム端の余分を切り落とします。
子供にかぶせて確認できない場合は、ゴムをいっぱいに伸ばした状態でゴム入れ部分の端に縫い付け、余分を切り落とします。
6.ゴム入れ部分の口を縫い閉じる
ゴムの端と縫い目をほどいたときの糸端を中に入れて、ほどいた部分より5ミリほど手前からまつり縫いで閉じていきます。
まつり縫いは、コの字まつりにすると簡単できれいに仕上がりますよ。
最後の方は片手でゴムを伸ばしながら縫います。
縫いはじめと同じように、ゴムの端と縫い目をほどいたときの糸端を中に入れて、5ミリほど先までまつり縫いしましょう。
7.完成!
赤い方から見ても白い方から見ても、きれいに仕上がりました☆
まとめ
赤白帽やカラー帽子のサイズ調整は手縫いで簡単にできます。
新品の帽子がゆるい場合には、本体をちょこっとつまんで縫うだけでフィットするようになりますよ。
子供が成長してキツくなってきたらほどけば簡単に元に戻ります。
ちょうど良いサイズでかぶっていた帽子の後ろのゴムが伸びてしまったら、新しいゴムに付け替えてあげると、またかぶり心地が良くなります。
どちらも簡単なので試してみてくださいね☆
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