寒さが厳しくなってくるにつれ、子どもたちの通う園や学校で風邪を引く子が増えてきますよね!
一つの教室に何十人もの子どもが集まって過ごしているのですから、その中の誰かが風邪を引けばあっという間に他の誰かに移って、だんだんと広がっていきます。
集団生活をしているので仕方のないことですが、いつも風邪をもらってしまう子とそうでない子がいます。
免疫力の違いや生活習慣の違いで「風邪にかかりやすい子」と「風邪にかかりにくい子」に分かれるなら、我が子には「風邪にかかりにくい子」になってもらいたいですよね!
色々な方法がありますが、今回は子どもにもおすすめのお茶で風邪対策をする方法をご紹介します☆
子供の風邪にもお茶がおすすめ☆
前回、風邪にはお茶がおすすめ☆日本茶の風邪予防効果とより効果的な飲み方の記事で緑茶が風邪対策にいいということをご紹介しましたが、緑茶にはカフェインが多いので、子どもがたくさん飲むのは心配です。
でも、ちょっと風邪気味かな?というときにすぐに淹れて飲ませてあげたり、毎日の食後のお茶として取り入れて、普段から免疫力を高めておきたいですよね!
そこで、子供にも安心して飲ませられ、効果効能は緑茶にも負けない「ほうじ茶」をおすすめします☆
ほうじ茶にもカフェインは含まれているのですが、緑茶の半分ほどです。
それでも気になるようなら、カフェイン量を更に減らした赤ちゃん用のほうじ茶も売られています。
ほうじ茶は茶葉を焙煎することで苦みや渋みがほとんどなくなり、香ばしく、胃にやさしいので、子どもにも飲みやすいのです。
赤ちゃんからお年寄りまで、もちろんカフェインが気になる妊婦ママにもおすすめのほうじ茶には、どんな効能があるのでしょうか。
ほうじ茶の効能とは?
ビタミンC
ほうじ茶にはビタミンCが豊富に含まれていて、その量はレモンの約5倍と言われているそうです。
ビタミンCといえば熱に弱いイメージで、熱いお湯でいれたら壊れてしまうんじゃないかと思いますよね?
でも、お茶に含まれているカテキン類がビタミンCを安定化させているので、温かいほうじ茶を飲むことで多くのビタミンCをとることができるのです!
「風邪にはビタミンCがいい」というのは、ビタミンCには免疫力を高める働きや粘膜の健康を維持する働きがあるからなんです。
ビタミンE
ほうじ茶にはビタミンEも含まれていて、血行を良くしたり細胞を活性化させる効果があります。このビタミンEは、ビタミンCと一緒にとることでより吸収されやすくなるので、ほうじ茶なら効率的ですね☆
カテキン
ポリフェノールの一種であるカテキンには免疫力の改善効果や抗菌・殺菌効果があります。インフルエンザウイルスも不活性化したり、増加を抑制させたりすることが確認されているそうです。
また、口臭や虫歯の原因菌を殺菌する効果もあるので、食事中や食後に飲めば風邪対策だけでなく虫歯対策もできて一石二鳥ですね☆
ほうじ茶をアレンジして効果アップ!
ほうじ茶だけでも効果はありますが、さらに風邪に効果のある食材をプラスしてお子さんも喜ぶアレンジをご紹介します☆
ほうじ茶+はちみつ
熱いほうじ茶にはちみつを溶かして甘く。ほうじ茶同様、殺菌効果のあるはちみつには、体力を回復させる効果や粘膜の保湿効果もあるので、すでに風邪を引いてしまった時にも☆
※ただし、はちみつは1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください!
ほうじ茶+牛乳+はちみつ
ほうじ茶ラテですね☆小鍋にお湯とほうじ茶葉をいれ、濃い目に煮出して牛乳を加え、軽く沸かしたら茶こしで濾してはちみつを混ぜます。牛乳には喉の粘膜を保護してウイルスの侵入を防ぐ働きもあります。
※ただし、はちみつは1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください!
ほうじ茶+柚子ジャム
熱いほうじ茶に柚子ジャムを入れ、混ぜます。柚子のフルーティーな香りと甘酸っぱい味がほうじ茶に合いますよ♪柚子にも風邪にいい成分がいっぱいです→風邪には柚子とはちみつがおすすめ☆柚子の効果効能は種まで活用で!
まとめ
苦みやカフェインが少なく、香ばしくて子どもにも安心のほうじ茶は強い殺菌効果と免疫力を上げる効果で風邪にかかりにくくしてくれます。
毎日の食事中や食後のお茶として習慣にすれば、風邪だけでなく虫歯予防にもなるのでお子さんにはとってもおすすめです☆
時にはアレンジして、親子で美味しく風邪対策してくださいね♪
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