夏が近づくと、子供のプールの授業に向けて準備が始まりますよね!
水着、水泳帽、ラップタオル、ゴーグル、水泳バッグ…必要なものを揃えたら、恒例の名前書きが待っています。
ちょっと面倒くさいですが、もうひといき頑張ってササッと記名してしまいましょう!
この記事では、水泳帽の記名のしかたについて書きました☆
水泳帽の名前ってどこに書くの?
水泳帽にもいろいろありますが、うちの息子の場合、幼稚園や学校ではメッシュタイプの水泳キャップを使っています。
園や学校で使う子供の水泳帽は、先生など大人がパッと見てすぐに誰だか分かるように、正面にハッキリと大きめに書くのが一般的です。
一番簡単な記名方法は、油性ペンで直接書き込む方法です。
正面の部分に白く記名用のスペースが付いているものもありますが、そうでなければおでこのゴムの部分が生地に厚みがあるので書きやすく、クッキリきれいにかけますよ。
直接書く場合は、帽子の中に要らない紙などをはさんで下敷きにしましょう。万が一インクが裏写りしてしまうと、帽子の後ろ部分が汚れてしまうかもしれないので要注意です。
油性ペンと要らない紙さえあればササッと記名できて手軽なわけですが、直接書く場合は「書き間違いなどで失敗してしまったときにきれいに書き直せない」というデメリットもあります。学校では学年とクラスを毎年書き換える必要もありますよね。
塗りつぶして書き直したりするのがどうしても気になる場合や失敗するかもしれないと不安な場合には、直接書き込むのはやめておいたほうがいいですね。
園や学校で、名前を直接書き込むように指示されていなければ、布に書いて縫い付ける方法もあります。
水泳帽の名前を布に書いて付けるならどんな布がいい?
息子の場合、幼稚園では水泳帽に直接油性マジックで書き込みましたが、小学校では「布に書いて縫い付けるように」と指示がありました。
「布に書いて縫い付ける」という作業って、毎日忙しいお母さんにとってはかなり面倒な作業ですよね!ついつい後回しにしたくなってしまいます。
でも、「もしうまく書けなかったとしても書き直すことができる」というのは気が楽ですよね。
メッシュの水泳帽に縫い付ける名前の布は、着なくなったワイシャツなど白い木綿の布でも大丈夫ですが、水着と同じく伸び縮みするストレッチ素材のものの方がより向いている感じがします。
水着のゼッケンを用意するついでに、水泳帽の名札の分も一緒に布を用意してしまえば楽ですね!
水着の名前の付け方☆水着におすすめの名札の生地と取れにくい縫い方
私が息子の水着とスイムキャップの名札に使っているのは、ストレッチ素材の「のびのびスポーツゼッケン」です。
のびのびスポーツゼッケン/15×21cm 1枚入り/アイロン接着/水着やジャージに使えます。/メール便可 |
綿の布をゼッケンにする場合、ほつれを防ぐために周囲を折ってアイロンで押さえてから縫わないといけないのですが、これなら切りっぱなしで使えるのでとても楽です。
8㎝×15㎝の中サイズ2枚入りのものと15㎝×21㎝の大サイズ1枚入りのものがありますが、私は大サイズを買って好きなサイズに切って使っていました。
男子なので使うゼッケンの大きさが女子より小さいということもありましたが、これだけの大きさがあれば、書きまちがえたときや水着の買い換えなどでゼッケンを新しく書き直したいときにも使えて便利でしたよ。
水泳帽の名前をゼッケンに書くときの縫い方
水着もそうですが、水泳帽のゼッケンも付けてから名前を書くのではなく、名前を書いてから付けます。
せっかくつけたのに、いざ名前を書こうとして書き間違えてしまったり、インクが裏写りして水泳帽が汚れてしまったりといったことがあるとガッカリですよね!
まずは用意した名札布をちょうどいいサイズに切って、名前を記入したものを用意しましょう。
私がいつも使っている「のびのびスポーツゼッケン」は、「アイロン接着OK」という表記があります。
ですが、パッケージの注意書きには洗濯回数の多いものには縫い付けて使用するように記載されていますし、そもそも息子のスイムキャップの洗濯表示を見るとアイロン不可になっています。水着も水泳帽もプールの水の中で伸縮を繰り返すものなので、アイロン可能な素材でも縫い付けて使った方が良さそうですね。
面倒だからミシンでダーッと縫ってしまいたい!という気持ちもありますが、結局は手縫いの方が簡単で失敗もなく早く仕上がりますよ。
「糸はニット用やナイロン糸がいいのかな?」なんて思ってしまいますが、普通の木綿糸でもミシン糸でも全く問題ありません。家にあるものを使いましょう☆
縫い方も、一番簡単な「なみ縫い」で大丈夫です。
ただ、あまり適当にザクザク縫ってしまうと見た目にもよくないですし、糸が切れてほどけやすくなってしまうこともあります。きれいで丈夫に縫い付けるためにはちょっとしたコツがあるんです。
まず、名前を記入した布を水泳帽の正面に置いて、ずれないようにまち針で留めます。
このとき、布の下の辺が2㎜くらいゴムの部分にかかるようにします。
ちなみに息子の学校では正面のゴム部分に級を貼るマジックテープを縫い付けるようになっています。
縫い始めは右下もしくは左下のゴムの部分から。それ以外のところから縫い始めてしまうと、玉結びがメッシュの穴から抜けてほどけやすくなってしまうことがあるので、生地が厚くなっているゴム部分に玉結びが止まるようにします。
表に出る縫い目は小さく(2㎜くらい)、
裏に出る縫い目は少し大きめに(5㎜くらい)、
布の縁から2㎜くらい内側を縫っていきます。ゴム部分の生地は厚くて縫いにくいので、下の辺はゴムのすぐ上のメッシュのところを縫います。
一辺縫うごとに帽子を軽く左右に伸ばして、糸にゆとりを持たせておきます。
このように裏の縫い目にゆとりができますので、そのまま同じようにぐるっと一周なみ縫いして、最後にゴム部分の生地が厚いところで玉止めしたら完成です!
まとめ
水泳帽の名前を直接書く場合は正面のゴムの部分、ゼッケンなどの布に書いて縫い付ける場合は正面のゴムの上のメッシュ部分がおすすめです。
油性ペンなどで直接書き込む方法は手軽ですが、書き間違えたときや下の子がお下がりを使うときのことを考えると、布に書いてから縫い付ける方が名前もはっきり書けるしきれいに使えるのでいいかなと思います。手縫いで縫い付けるのも面倒な気がしますが、やってみるとあっという間にできますよ。
園や学校で記名方法が指定されていることもあるので、それに合った方法で試してみてくださいね☆
水泳帽以外の名前付けはこちら
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