幼稚園で字が書けるようになったり小学生になったりすると、先生に年賀状を書くようになる子が多いです。
子供からとは言っても、先生に年賀状を送るときは、気軽に送れる祖父母と違ってマナーや決まりなども気になりますよね。
先生に年賀状を送るときによくある「これってどうする?」について、うちの息子や同級生たちの家ではどうしているか書きました。
年賀状を子供から先生に送るなら
子供が先生に年賀状を送る場合、どんな年賀状にしたらいいか、みんなはどうしているのか気になりますよね。
私がママ友たちに聞いたり、息子が友達から聞いた話では、次の四通りの方法がほとんどでした。
1.家族が使う年賀状(写真つき年賀状・賀詞やイラストを印刷した年賀状など)を分けてあげる。
2.パソコンソフトなどで子供の好きなデザインの年賀状を作り、子供用として印刷する。
3.市販の、印刷してパックになっている年賀状からデザインを選ばせて購入する。
4.表裏とも子供の手書きで、手作り年賀状。
子供の年齢などによっても選択肢は変わってきますね。
我が家は幼稚園の年長から手作り年賀状ですが、年少・年中の頃はまだあまり字が書けなかったので、子供用に印刷した年賀状にコメントを代筆して出していました。
息子の幼稚園では、毎年先生から年賀状が届いていました。
年長さんになるとほとんどの子は字が書けますし、卒園間近ということもあり、先生に熱いメッセージをしたためていた子がたくさんいたみたいです。
年少・年中さんは字が書けない子も多いので、うちのように親が代筆でコメントを書いて出していることが多かったです。
五歳で七五三の写真を年賀状にしていた男の子たちは、かっこいい姿を先生にも見てもらいたくて、その年だけは写真つき年賀状を送るという子も多かったようです。
小学校でも毎年担任の先生から年賀状が届いていました。
子供たちも担任の先生や前に担任だった先生に年賀状を書く子が多いそうです。
四年生くらいからは冬休みの宿題として、喪中の家庭以外は「担任の先生に年賀状を書く」という課題が出て、年末に白紙の年賀はがきと年賀状の書き方リーフレットが配られていました。
届いた年賀状を教室に貼り出していたのか、友達から聞いたのか、息子の話ではパソコンを使って子供が自分で好きなデザインを決めて印刷した年賀状が多いそうです。
高学年になるとパソコンを使いこなす子も多いので、これも手作り年賀状の内に入るのかもしれませんね。
二番目に多いのは手書きの手作り年賀状だそうです。冬休みの様子や新年の目標が書いてあったり、手描きのイラストだったり、スタンプを押したり、消しゴムはんこを彫って押したり、切り絵を貼ったり……バリエーションがあって楽しそうですね。
コンビニなどに売っている印刷済み年賀はがきの子が数人、中にはシールなどでアレンジしている子もいるそうです。
家族の名前が入った写真つき年賀状の子も毎年何人かいるそうです。
宿題として年賀状を出すときに家族用の印刷?という気もしますが、印刷でも、手書きで一言コメントがあるだけで全然違いますよね☆
先生に年賀状を送りたいけれど住所がわからないときは?
最近は、昔と違って先生やクラスメイトの住所録を配ったりしないですよね。
年賀状を送りたいのに住所がわからないということはよくあります。
ある程度の学年になると子供も自分の住所を覚えるので、年賀状を出したいお友だちには子供同士で教えあって自由帳などにメモして来るのですが、先生の住所はご本人の希望や学校の方針によっては教えてもらえないこともあります。
自宅の住所を教えてもらったら自宅に送ればいいのですが、一般的に、先生宛ての年賀状は学校に送ることが多いです。
先生から届く年賀状にも、ほとんどの場合自宅の住所ではなく学校の所在地が書いてあります。
卒業後に先生に年賀状を送るときも、学校に送ればOKですよ。
もし先生が他校に異動になったり退職していたとしても、異動先や住所は学校でわかっているので転送してくれるのではないかと思います。
先生に年賀状を送るときの宛名の書き方
先生に年賀状を送るとき、宛名に付ける敬称は、
「◯◯(フルネーム) 先生」
「◯◯(フルネーム) 様」
どちらが正解か迷いますが、どちらも正解です。
ただ、大人が恩師など先生に年賀状を書くときは「様」でもしっくり来ますが、子供が先生に書くならやっぱり「先生」のほうが自然ですね。
先生と卒園・卒業後に年賀状のやり取りをすることもあると思いますが、結婚退職などで先生を辞めてしまったあとは「先生」と「様」のどちらがいいか迷いますよね。
この場合、卒園・卒業後も退職後も子供にとっては先生であることに変わりはないので「先生」でもいいですし、一言コメントには「先生お元気ですか」などと書いて宛名には「様」でもいいと思いますよ。
うちの息子は幼稚園の年少のころからお世話になっていた先生と年賀状のやり取りをさせてもらっていて、もう退職されているのですが、今でも宛名に「先生」と付けて送っています。
まとめ
子供から先生に年賀状を送る場合、手書きの手作り年賀状のほかに、最近はパソコンで自作した年賀状を印刷して送る子も多いそうです。印刷にしても、宛名と一言コメントは手書きするように勧めてあげるとよさそうです。
先生の住所は知らされていないことが多く、学校に送るのが一般的です。
宛名に付ける敬称は「先生」でも「様」でも正解ですが、子供が先生に書くなら「先生」のほうが自然です。