小学校入学を控えて、学用品などに名前付けをするのは一苦労ですよね!
でも、入園の時に苦労して名前付けをした経験がありコツをつかんでいるので、今回はあれこれ悩まずサクサク進められそうですね♪
……と思ったら、小学校には小学校の、名前付けに関する疑問が!
今度6年生になる息子を持つ私が、小学校の名前付け作業によくある疑問を解決するためのご提案をします☆
小学校の名前付けをする時ひらがなで書くのはいつまで?
入学準備の名前付けは、全てひらがなです。入学した時点では本人もお友だちもひらがなしか読み書きできないことが多いからです。
入学前の説明会で「持ち物の記名は必ずひらがなで」と指示している小学校も多いです。ですから、迷わずひらがなで書いてOKです!
では、高学年になったら?教科書やノートや上履きと違って、防災頭巾などのように入学時から卒業までずっと使う物にひらがなで記名したら、後々漢字で書き直さなくてはならないのでしょうか?
これは、もしかしたら「書き直すように」という学校が無いとは言えませんが、一般的にはひらがなのままでOKです。
子供たちは一年生から少しずつ漢字を習い、覚えていきますよね。習った漢字を日常で自然に使えるように、「習った字は漢字で書くように」と教えられています。
ですから一年生や二年生は自分の名前を「すず木一ろう」のように、漢字とひらがなを混ぜて書いたりします。三年生か四年生くらいになると、小学校では習わない漢字でも自主的に自分の名前は漢字で書くようになります。
でもこれは、子供自身が自分の名前を自分で書く場合のことですから、それに合わせてひらがなで書いてある持ち物の記名をわざわざ漢字に直す必要はありません。
そもそも持ち物に記名をする目的は、同じものを持っている子がたくさんいる中で「誰のもの」かが自分を含め誰にでもわかるようにするのが目的ですよね。
ですからひらがなで記名してあるものは卒業するまでずっとひらがなのままでもいいし、自分が読み書きできるなら漢字で書いてもいいということです。
よく、「低学年の子が落とし物を拾ったときにひらがなじゃないと読めない」という意見もありますが、ひらがなで名前が書いてあって読めたとしても、それが誰なのか分からなければ先生に渡しますよね?それと同じで、拾ったものに名前が漢字で書いてあったら、読めないので先生に渡すでしょう。
きちんと名前さえ書いてあれば、結局どちらでもいいということです。
うちの子は高学年でも、鉛筆などの細いものや小さい字で記名しなければならないものにはひらがなで書きます。その方が字がつぶれにくく読みやすいからです。記名してもつぶれてしまって読めなかったら意味がないので、書きやすい方で書いたらいいのだと思います。
ただし学校によって「習った字は漢字で書く」とか「低学年の子でもわかるように必ずひらがなで書く」とか決まりがあればそれに従いましょう☆
小学校の名前付けで毎年変わるクラスはどう書く?
名前はひらがなであろうと漢字であろうとずっと変わりませんが、学年は毎年変わりますよね。それに伴ってクラスが変わることもあります。
私は最近、学年が変わっても使うようなものには、名前しか書かないことがあります。校内のどこかで落とし物として拾われたとき、名前が書いてあれば学年やクラスが書いてなくても先生方は「何年何組の子だ」とわかるので。
でも「必ず学年・クラスを書く」という決まりなら、あらかじめ書き直せるように学年とクラスを書くのがおすすめです。
たとえば、クレヨンや絵の具の箱は紙なので、名前は油性ペンで書きますが学年クラスは鉛筆で書いています。クレヨンは一本一本紙で巻いてあるので、ここにも学年クラスを書くなら鉛筆です。翌年、消しゴムで消して書き直します。
絵の具セットのバッグ・書道セットのバッグ・リコーダーケースには差し込み式の紙の名札がついているので、こういう物も名前だけ油性ペンで書いておいて学年クラスは鉛筆で書いています。
プラスチックなどのものはセロハンテープに書いて貼ったり、新学年に上がったとき全部消して書き直したりします。
給食袋や体操着袋など布製の物でどうしても学年クラスを書かないといけないのであれば、リボンやバイアステープなどに書いて縫い付けます。面倒ですが、翌年取り外して新しく書いたものに付け替えます。
手提げ袋や上履き袋など、あまり頻繁に洗濯しないものなら、アイロンなしで貼れるシールタイプのなまえテープに書いて貼り替えるようにすると簡単できれいなのでおすすめですよ。
(こちらの記事で詳しく紹介しています入園準備の名前付けのコツ☆コップやタオルならこれがおすすめ!)
小学校の学用品で名前付けが面倒なのは?
実は小学校入学準備の名前付けは入園準備の時ほど大変ではありません。
道具箱の中身、はさみ・のり・セロハンテープ・ホッチキス・色鉛筆・クレヨン・粘土などは幼稚園で使っていたものをそのまま使う子が多いですね。うちの息子もそうですが、手提げや上履き袋も幼稚園で使っていたものなので、名前も入園の時に書いたままでした。
教科書やノートは入学式の日に渡されることが多いと思いますが、一気に記名する必要もなく、持って行く前日までにちょこっと書けばいいくらいです。
そのほかの入学前の名前書きと言えば、ランドセル、上履き、靴、体操着、筆箱とその中身くらいでしょうか。入園準備の時に比べたら楽な印象でした。
ところがこの中には、一番面倒な鉛筆があります。とりあえずは筆箱の中に入れて持って行く分だけ5~6本書けば済んでしまいますが、色鉛筆も新調するならプラス12本、クレヨンも、クーピーも、となると……。
しかも、頑張ってなんとか名前付け作業が終わった~と思っていたら、1カ月もしないうちに「鉛筆に名前書いてー!」と言ってきたりします。
「えっ?書いてあるでしょ?」と思って見てみると、あのとき頑張って細かい字で名前を書いた鉛筆はもうすっかり短くなっています。
一年生はもうとにかくひたすら毎日、ひらがなや数字の書き方を練習したり、自由帳にお絵かきをしたり、力加減が分からなくてよく芯を折ってしまったり、鉛筆削りが楽しくてこまめに削ったりするので、あっという間に鉛筆を消費していきます。
最初のうちは「はいはい」と言って書いてあげたのが、忙しいときに言われたり、あまりに頻繁に言われると段々面倒になってきます。時間のある時にまとめて何箱分か書いておくと便利ですが、それはそれで大変な作業なのでなかなか手が回りません。
そこでおすすめなのはやっぱり「名入れ鉛筆」です。
小学校の推奨する鉛筆の濃さは学年によって変わることはあまりありません。ちなみにうちの子の学校では一年生から六年生まで2Bの鉛筆が指定されています。
何箱かまとめて買っても6年のうちには必ず使ってしまうと思うので、私はとりあえず3箱、名入れサービスの鉛筆を買ってみたらやっぱりすごく楽でした♪こんなことなら最初から買っておけばよかったと思ったくらいです。
こちらのお店は鉛筆だけではなく、色鉛筆にもクーピーにも名前を入れてもらえるので、まとめて買うときにもおすすめです☆
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まとめ買いするのに学校指定の鉛筆の濃さが学年によって変わるのか心配な場合は、学校の先生に確認してから購入すると安心ですね。
まとめ
入学準備の名前付けは、幼稚園時に使っていたものをそのまま使うことも多いので入園準備の時に比べると楽な印象です。
学校で特に指示が無ければ、名前は全てひらがなで記入して六年生までそのままでも大丈夫です。
毎年変わる学年クラスを記入する場合は、最初に書き換えやすくしておくと後で楽ですよ。
一番面倒な鉛筆は、まとめて名入れサービスのものを買っておくのが便利でおすすめです☆
ほかにも入園入学準備のグッズ作成・制服のサイズ直し・名前つけに関する記事をまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。入園入学準備☆手作りグッズの作り方・サイズ直し・名前付けのまとめ
少しでもお役に立てたら幸いです!