子供ってよく鼻をぐずぐずさせますよね。
そのうちに鼻が詰まってしまうと口で呼吸をし始めたり、食べ物や飲み物をうまく飲み込みにくくなってしまったり、寝かし付けても息苦しそうでなんとかしてあげたいですよね!
この記事では、薬を使わないホームケアで子供の鼻水鼻づまりが楽になるおススメの方法をご紹介します☆
子供の鼻水鼻づまり解消法
最近は小さな子供のうちから花粉症になることも多いそうですね。寒い風邪のシーズンに引き続き、もうしばらく鼻水鼻づまりに悩まされることになってしまいます。
大人でも辛い鼻水鼻づまりですが、小さな子どもはまだ上手に鼻をかめないので、鼻が詰まった状態に慣れてくると口呼吸が癖になってしまうこともあります。
口呼吸は喉を乾燥させて風邪などをひきやすくなるだけでなく、免疫力が落ちたり、虫歯や口臭の原因にもなるので癖になる前にやめさせたいですよね!
そのためにも、鼻づまりで鼻呼吸が苦しそうなのに気づいたらできるだけ早く解消してあげましょう☆
鼻を温める
ミニタオルを水で濡らして絞ってレンジでチンしたり熱めのお湯で絞ったりして、やけどしない程度の温かさにしたものを鼻全体に当て、温めます。
温めることで血行が良くなり、鼻がとおりやすくなります。
鼻のマッサージ
鼻の付け根の両脇(睛明)と小鼻の脇のくぼみ(迎香)に指をあて、それぞれ優しくマッサージします。
睛明と迎香のあいだを何度か往復するように指の腹で優しくマッサージしてあげるのもおすすめです。
うちの息子はこのマッサージが好きで、小学校高学年になってからも鼻がつまると「鼻のマッサージして~。」とリクエストしてきます。
自分でできるようになっても、ママにやさしくマッサージしてもらう方が効果的なんだとか。子供にとってはおまじないの要素もあるのかもしれませんね☆
お風呂に入って温まる
風邪による鼻づまりで、熱がある場合にはお風呂はNGです。
熱がなくて鼻水鼻づまり以外は元気な様子なら、お風呂に入れて湯船につからせてあげると、リラックス効果もあり、体全体が温まって血行が良くなるのと湯船から立ちのぼる蒸気との相乗効果で鼻がとおりやすくなります。
部屋を加湿する
お風呂の蒸気で鼻のとおりが良くなるように、湿度を上げることによって鼻づまりを緩和します。
超音波式の加湿器はカビが生えやすくて心配なので、お子さんのいるご家庭では加熱式がおすすめです。ただし高温のスチームが出るので、お子さんの手の届かないところで稼働させ、やけどには注意してくださいね!
鼻づまりの子供にぴったりなアロマは?
エッセンシャルオイル(精油)には、鼻づまりを楽にする効果のあるアロマもあります。
生後間もない赤ちゃんは嗅覚が敏感なのでアロマは刺激になってしまうこともありますが、1才以上になったら刺激の強すぎないものなら使えるようになります。
鼻づまりを楽にする効果があって、小さな子どもにも使えるアロマは……
ユーカリ・ラディアタ
ユーカリにもいろいろありますが、「ラディアタ」は特に刺激が少ないのでお子さんにも安心で、鼻水鼻づまり・咳・のどの痛みを楽にします。
ティートリー
抗菌・抗ウイルス・殺菌効果のほかに、免疫力をアップさせるといわれています。鼻水鼻づまりを楽にします。
マートル・シネオール
ユーカリやティートリーと同じフトモモ科の植物です。効果もよく似ていますが、香りがやさしいのでリラックス効果で安眠を誘います。ユーカリやティートリーの香りが苦手なお子さんにもおすすめです。
真正ラベンダー(ラベンダーアングスティフォリア)
ラベンダーにもいろいろありますが、お子さんには真正ラベンダー(ラベンダーアングスティフォリアも同じ)を選びましょう。
抗菌・抗ウイルス・抗アレルギー効果のほかにリラックス効果もあるので、寝る前に使ってあげるといいですね。
これらの精油を、先ほど書いた解消法でお風呂に入るときに湯船に3~5滴たらしてよく混ぜてから入ったり、アロマディフューザーやエッセンシャルオイルの使用が可能な加湿器であれば数滴たらして加湿しながら部屋中にアロマを広げるのもおすすめです♪
小さなお子さんには、ディフューザーや加湿器の方法がより安心です☆
子供の鼻づまりを楽にする寝かせ方
鼻がつまっていると鼻呼吸がしにくくてなかなか寝付けなかったり、赤ちゃんや小さなお子さんは不快感から夜泣きをしたり……。
やっと眠っても呼吸が苦しそうだと心配になってしまいますし、眠りが浅くてちょくちょく目が覚めてしまってかわいそうですよね。
鼻のとおりをよくして楽な呼吸で寝つきを良くし、安眠できるようにするにはどうすればいいでしょうか。
1.熱がなければ、寝る直前にお風呂に入れる
先ほども書いたように、お風呂で湯船につかるとリラックス効果や鼻のとおりを良くする効果があるので、寝る直前に入浴させることでスッキリした状態で眠りにつけます。
2.寝る部屋にアロマディフューザーや加湿器で鼻づまりに効果のあるアロマを香らせる
眠りに入るときも眠っている間も、精油の効果を穏やかに持続させることができます。
3.腰から上を少し起こした状態で眠れるように、寝具を整える。
頭の位置を高くした方が鼻がつまりにくいのですが、枕だけを高くするのは、首が曲がった状態になり気道が狭くなってしまうのでNGです。
上半身を少しだけ起こした状態になるように、布団の下に座布団などを入れ、調節しましょう。
4.鼻がつまっている側を上にして寝る
鼻の片側だけがつまっている場合、つまっている側を上にして横向きに寝ると鼻がとおりやすくなります。
熱があってお風呂に入れないときや、お風呂から出た後また鼻がつまってきてしまったときには、お湯で絞ったタオルで鼻を温める方法を。
また、お布団に入った後、優しく鼻マッサージをしてあげると気持よく眠ってくれることもありますよ☆
まとめ
鼻水鼻づまりは小さな子どもには特によくある状態ですし、それだけでは小児科にかからず様子を見ることも多いですが、息苦しそうですしなんとか解消してあげたいですよね。
鼻づまりが原因でぐっすり眠れないと、体力も消費します。眠りにつくときに鼻がとおっているだけでも回復力が違ってきますよ。
今回ご紹介したアロマは鼻づまりを楽にするだけでなく、いい香りでリラックスできますので、お気に入りの香りを見つけて活用してみてくださいね☆