体の冷えに悩まされている方、多いですよね。女性は特に男性に比べて筋肉が少なく、皮下脂肪が多いので冷えやすいのです。
夏もクーラーや冷たい食べ物・飲み物で知らず知らずのうちに冷えてしまいますし、冬になるともう、手足どころか体の中心から冷えているのがわかるくらいで本当につらいですよね!
「冷えは万病のもと」と言われるとおり、体の冷えはさまざまな不調を引き起こしますので、しっかり対策をして快適に過ごしたいですね!
今回は手軽で効果的に温められるカイロの使い方についてと、気持ち良すぎてやみつきの米ぬか玄米カイロの作り方などをご紹介します♪
冷え対策にカイロで温めると効果的なのは?
体が冷えているときは温かいお風呂にゆっくり浸かって体の芯から温めたいところですが、一日中いつでも入れるわけではありませんよね。
寒い冬の外出中はもちろん、家の中で家事などをしているときも体の冷えた部分を手軽に温めてくれるものと言えばカイロですね。家にいくつもストックしているという方は多いのではないでしょうか。特に貼るタイプのカイロは温めたい部分に固定できるので便利ですよね。
私はいつも下腹部とお尻が冷たいので、長年、おへその下あたりを温めるように貼って使うことが多かったのですが、貼る位置によってより効果的に温めることができるということを知ってからは、その時の症状に応じて貼るようになりました。
【おへその下】
・お腹の冷え
・冷えによる腹痛や胃腸の不調
・婦人科系の不調
【腰(おへその裏側)】
・全身の冷え
・冷えによる腰痛
【仙骨(お尻の割れ目の上あたり)】
・内臓全体の冷え
【背中(左右の肩甲骨の間)】
・全身の冷え
・風邪の予防と改善
ピンポイントで1カ所貼るのもいいですが、私は【おへその下】+【背中】など、2か所を組み合わせて貼ったりもします。
ただ、あまり貼りすぎて汗をかいたりすると却って冷えてしまうのでそこは注意しないといけませんね!
米ぬか玄米カイロの作り方
市販の使い捨てカイロは手軽で使いやすく、とても便利ですが、就寝時は低温やけどの恐れもあって使うことができません。また、一回使い切りなので、外出しない日も毎日使うとなるとちょっともったいない気もしますよね。
そんなとき私のおすすめは、就寝時や家の中で過ごすときにとても気持ちよく体の芯までじんわりと温めてくれる『米ぬか玄米カイロ』です。
もうかれこれ10年以上愛用していて、今使っているのが何代目か分からないくらいです。簡単に手作りできるので、いくつも作って色んな箇所に使ったりしています。
以前は玄米ではなく白米で作っていましたが、玄米のほうが温め効果が高いそうで、最近は玄米を使っています。
このカイロを使うと、適度な蒸気がまるで温泉に浸かっているみたいにじ~んわりと体の芯まで温めてくれるんです♪
使い捨てカイロのように長時間発熱することはありませんが、そのおかげで就寝時も湯たんぽのように使えるし、身体の表面だけではなく芯まで温めてくれるので冷めにくいように感じます。
一度使うとやみつきですよ♪
米ぬか玄米カイロの材料
・いり米ぬか(塩などがまざっていないもの)150g
・玄米 200g
・塩 50g
・目の詰まった綿100%の布(内袋用) 25㎝×40㎝位
・お好みの綿100%の布(外側用) 25㎝×40㎝位
・縫い糸
作り方
1.米ぬか・玄米・塩をビニール袋に入れて混ぜ合わせておく。
2.内袋用の目の詰まった綿100%の布を細かく縫い、袋状にして裏返す。
3.その中に混ぜ合わせた米ぬか・玄米・塩をすべて入れ、こぼれないように気を付けながら、入れ口を細かく縫い閉じる。
4.お好みの綿100%の布で、内袋より気持ち大きめの外袋を作り、中に入れて縫い閉じる。
ポイント&注意
・ 電子レンジで加熱するので溶けたり燃えたりしないように、内袋も外袋も必ず綿100%のものを使ってください。
・ 特に内袋は目の詰まったものを使用しないと使用中にぬかが出てきてしまう恐れがあるので注意してください。
・ ミシンを使って縫ったほうが安心で簡単なのでおすすめです。
使い方&注意
電子レンジに入れ、500ワットで2分温めて使います。加熱直後はかなり熱いので、レンジから取り出す際など、やけどに注意してください。
1日に2回まで使えます。それ以上はカイロの中身が乾燥しすぎてしまい、レンジで加熱中に燃えてしまう恐れがあるので危険です。何度も使いたい場合は、いくつか作って順番に使うようにするといいかなと思います。
私は大丈夫でしたが、肌の弱い方や高齢の方、お子さんなど、絶対に低温やけど等を起こさないとは言い切れないので、使用の際は十分気を付けてくださいね。
腰痛や肩こりなど冷えからくる不調にも!おすすめの使い方
腰痛や肩こりになりやすい方も、もしかしたら冷えが原因かもしれません。身体が冷えて血行が悪くなると、腰痛や肩こりを引き起こしたり悪化させたりします。
そんな冷えが原因の肩こりにお悩みの方は、米ぬか玄米カイロを肩に乗せてみてください。程よい重みがあって、カチカチに凝った肩を包み込むように温めて血行を良くしてくれます。二つ作っておけば両肩同時に温めることもできますよ!
腰痛持ちの方は、仰向けに寝て腰の下に米ぬか玄米カイロを敷くのがおすすめです。うつぶせになって腰に米ぬか玄米カイロを乗せてもいいのですが、私はいつも腰の下に敷いてそのまま寝ています。腰湯につかっているみたいでとっても気持ちいいです♪
冬は寝る前の冷たいお布団に入れておくと温めておいてくれます。お子さんの冷たい足を温める湯たんぽ代わりにもおすすめですよ☆
まとめ
身体の冷えは「万病のもと」ですから、ひどくなる前にとにかく温めましょう!効果的に温めるポイントを押さえて、効率よく温めたいですよね。
私はいつも、「あ~~~、気持ちいいなぁ~!」と感じるところを温めるようにしています。色んな部分にカイロをあててみると、「一番気持ちいい」箇所がその日によって違ったりもするので、ぜひ試してみてください☆