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風邪でもお風呂に入りたい!お風呂の効果と風邪の時の入浴法

投稿日:2017年12月31日 更新日:

「風邪をひいたらお風呂には入っちゃだめ」と言われて育った方は多いはず。

でも、風邪の時でも汗はかきますし、毎日入っているお風呂に何日も入れないなんてスッキリしなくてイヤだなぁと思った事はありませんか?

冬ならなおさら、お風呂に入らないと手足が冷たくてぐっすり眠れないこともありますよね。

なぜ、風邪をひいたらお風呂に入ってはいけないと言われているのでしょうか。そして、本当にダメなのでしょうか。

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風邪でもお風呂に入りたい!

風邪をひいて熱があるときや体がだるい時には、さすがにお風呂に入ろうと思う人は少ないと思います。

でも熱が下がった直後や、熱が無くて、鼻風邪や喉風邪の時はどうでしょう。

「熱があって数日間お風呂に入れなかったけど、もう熱も下がって気分もいいからお風呂に入ってベタベタの頭も洗ってスッキリさっぱりしたい!」

とか、

「咳が出ているけど熱もないし、だるくもないからお風呂に入って温まりたい!」

とか思ったりしたことありませんか?

私は幼いころ病弱で、毎月のように風邪で熱を出して寝込んでいたので、よく母にお風呂を禁止されていました。

幼いころはお風呂なんかどうでもよかったので気にならなかったのですが、中学生のころ、「明日から登校できそうね」という晩、何日もお風呂に入っていないのに、「治ったばかりだからお風呂はダメ!」と言われて親子げんかになったことがありました(笑)。

だって、思春期の女子ですよっ!

結局、母の反対を押し切り、私はお風呂に入って頭の先から足のつま先までゴシゴシ洗い、湯船につかって温まりました。その時、なんと気持ちの良かったことか♪

病み上がりのモヤモヤも洗い流したようで、昨日まで寝込んでいたのがウソみたいに気持ちもシャッキリ☆ お風呂に入って正解だったと確信しました。

どうやら「風邪の時にお風呂に入っちゃいけない」というのは昔の日本の常識で、今もそのまま伝わってしまっているようです。昔、お風呂は離れの小屋にあったり、お風呂のない家庭は銭湯に通ったりしていました。お風呂に出入りするには一旦外に出なければならず、湯冷めするので風邪の時はダメだったのだそうです。

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でも今はその心配もなく、簡単に部屋や脱衣所を暖めることもできるので、風邪だからといってお風呂を我慢しなくても大丈夫になったのです。

風邪気味かな?というとき、お風呂に入りたくないなら無理に入る必要はありませんが、お風呂に入ってさっぱりしたい!と思うなら無理のない程度に入る方が風邪対策にもむしろいいようです。

風邪に対するお風呂の効果は?

風邪気味の時にはお風呂でさっぱりして、すぐに寝てしまいましょう!

風邪の時にお風呂に入ると、どんな効果があるのでしょうか。

・体を洗い流して、さっぱりリフレッシュできる。

・血行が良くなり、こわばった体をほぐすことができる。

・体を温め、体温を上げるので免疫力が上がる。

・湯気で喉や鼻の粘膜を保湿し、保護する。

・痰が絡みにくくなる。

・咳をしずめる。

・鼻の通りをよくする。

こんなに効果的なのに、お風呂を我慢していたなんてもったいないですよね☆

風邪の時の入浴法

ただし、普段通りにゆっくりのんびり入ってはいけません。

風邪の時の入浴法は……

・入浴前に脱衣所と部屋を暖かくしておく。

・お湯の温度は40℃前後。

・入浴前と入浴後にはしっかり水分補給をする。

・長時間湯船につからない。40℃以下で20分くらいまで。

・立ち上がるときには、立ちくらみしないようにゆっくりと。

・髪の毛を洗うときにはシャンプーを少なめにして短時間で済ませる。

・お風呂から出たらすぐに体の水分を拭き取り、着替える。

・髪の毛もすぐによく乾かす。

以上の入浴法を守れば風邪を悪化させる心配がなく、むしろお風呂の効果で風邪を早く治すことができそうですよね☆

でも、次の場合は入浴は禁止です!

※高熱(38℃以上)があるとき。

※下痢や嘔吐があるとき。ウイルス性の胃腸炎にかかっているとき。

※めまいがあるとき。

※強い頭痛があるとき。

※その他、医師に入浴を禁止されているとき。

まとめ

風邪の時でも熱がなく、「お風呂に入ってスッキリしたい!」と思う程度に元気なら、むしろお風呂に入ったほうが治りが早そうですね。その場合には風邪の時の入浴法を参考にしましょう☆

子供の場合でも基本的には大人と一緒ですが、大人のように正確に症状を伝えられていない場合もあるのでしっかり状態を見て判断してあげてください。

元気がなさそうだったら無理に入れないほうが良いかもしれませんね。

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