子供が幼稚園や学校で履く上履き。毎日長時間履いているので、週末に持ち帰って来たときにはすごく汚れていますよね!
砂ぼこりなどで全体が汚れるほか、床に落ちていたクレヨンや粘土や給食を踏んでいたり、トイレや汗による雑菌やニオイなんかも気になります。
毎週きれいに洗ってリセットしたいけれど、意外と面倒だしなかなか汚れが落ちなくて大変だと思っている方も多いですよね。
我が家も色々と上履きの洗い方を試行錯誤してきましたが、その中でここ数年続けている「一番簡単できれいになる方法」をご紹介します。
上履きの洗い方で簡単にきれいになる方法とは?
上履き洗いって面倒くさいですよね。親でもそう思ってしまうのですから、自分で洗っている子供もきっと同じように面倒くさいんじゃないかと思います。上履き洗いといえばだいたい、石鹸を付けたブラシでゴシゴシこするので手が疲れるし、内側のつま先は洗いにくいし、やっとひとつ洗ったと思ったらもうひとつ残っているし……毎週のことなので、「サッと洗ってきれいになればいいのに!」と思ってしまいます。
わりと乾きにくいものなので、金曜日に持って帰ってきたらその日のうちに洗ってしまう方がいいのですが、この「面倒くさい」という気持ちがついつい後回しにしてしまうんですよね。
そういう場合にもおすすめの方法が「つけ置き」です。
持ち帰ってきたらすぐに、普段上履き洗いに使っている洗剤を上履きに塗って置いておきます。我が家もそうですが、子供が自分で洗っている場合は帰宅したら手を洗う前にやってしまいます。
溶かして使うタイプの洗剤ならお風呂くらいの温度のお湯に溶かしてつけておき、固形石鹸や直塗りタイプの場合は上履きをお湯で濡らしたあとで全体に塗り込んでおきます。
おやつを食べたり宿題をしたり……30分~1時間くらい置いたら、靴洗いブラシで全体をこすったあとしっかりお湯で洗い流します。
ポイントは「つけ置き」と「お湯」です。洗剤をつけてすぐにこすり洗いをするより、30分~1時間ほど置いておく方が汚れが浮かし出されるので簡単に落ちやすくなります。また、水で洗うよりお風呂くらいの温度のお湯を使ったほうが汚れ落ちも良くてきれいになります。
力を入れてゴシゴシしなくても、全体をブラシでサッとこすってすすぐだけなので力の弱い子供でも簡単にきれいに洗えますよ。
「洗濯機で洗ったら簡単そう!」と思った事もありますが、トイレでも履いていますし、クレヨンや粘土や給食など床に落ちていた色々な物を踏んでいますので、下洗いもせずに洗濯機に入れるのは衛生的にちょっとどうかな……と試したことはありませんでした。ある時、「一度、洗濯機で洗ってみたことがあるよ」というママ友に聞いたら「やっぱり手で洗う方が断然きれいになる!」ということで、そのママ友は洗濯機で洗ったあと、結局手で洗い直したそうです。
上履き洗いに使う洗剤でおすすめは?
上履き洗いに使う洗剤って色々ありますよね。普段の洗濯と同じ洗剤を使っている方もいますし、昔から上履き洗いの定番である固形石鹸や、上履きやスニーカー専用の洗剤もあります。
私も色々試してきましたが、どれもそれなりにきれいにはなりますよね。でも、息子が洗うと「え?これ洗ったの?」という仕上がり……。
低学年の子には、きれいになるまでゴシゴシこすって洗うのはかなり大変そうです。
そんなある日、試しに違う洗剤を使ってみたら息子に大好評で、しかもいつもよりきれいに洗えていました。
その洗剤というのが「プリン状石鹸」です。当時、テレビで紹介されているのを見て試しに作ってみたのですが、スライムのようなプルプルネバネバの感触が子供好みなのと、スルッとのびが良くて上履き全体に塗りやすいのと、汚れを包みこんで浮かし出す働きがいいのとで、上履き洗いにもってこいでした。
それ以来、ずっと上履き洗いにはプリン状石鹸を使っています。材料も少ないし簡単に作れるし100均の固形石鹸よりずっとコスパもよく、本当にきれいになります☆
プリン状石鹸の作り方はこちら→プリン状石鹸の失敗しない作り方と容器☆保存期間はどのくらい?
この汚れた上履きを、プリン状石鹸で洗います。
うちの子が愛用しているこの上履きは中敷きが取り外せるタイプなので、取り外してからプリン状石鹸を全体にまんべんなく塗っていきます。もちろん中敷きにも。
私と息子は素手で塗っても大丈夫なんですが、アルカリ性なので肌の弱い方や手荒れが心配な方はゴム手袋などを着用してください。
30分~1時間ほど置いたら、濡らしたブラシで全体をこすります。
その後はお湯でよくすすぎましょう!どんな洗剤でもそうですが、すすぎ残しは黄ばみの原因になります。お湯を流しながら手やブラシで軽くこすり、ぬめりがなくなるまですすぎます。これで上履き洗いは終了です!
濡れている状態だと「まだちょっと汚れている?」と感じますが、乾くとこんな感じにきれいになります☆
ちなみに左右の一番外側に置いてあるのはスペアで付いていた新品の中敷きです。比べてみても充分きれいだと思いませんか?
上履きが乾きやすい干し方のコツ☆
洗い終わった上履きは、ちょっと振って水を切ったりタオルなどで水分を拭き取ったりしてからそのまま干すという方もいらっしゃると思いますが、洗濯機で脱水するという方が多いようです。
私も洗濯機で脱水派です。洗う前の上履きは洗濯機に入れられない私でも、上記の方法できれいに洗った上履きなら抵抗なく入れてしまいます。脱水機にかけるかかけないかでは乾燥にかかる時間が全く違ってきますので、今まで脱水機にかけたことのない方は是非一度試してみてください。
上履きによっては、脱水機にかけるとつま先に水がたまってしまうことがあります。そういう場合には履き口を外側にしてもつま先を上にしても結局中で回っているうちに色んな方向を向いてしまうので、上履きの中にタオルをつめてから脱水にかけたり、何度かに分けてつま先の水を捨てながら脱水していくといいですよ。
脱水にかけたあとの上履きは、すぐに取り出して干します。
干すときの基本は「つま先を上にする」ということなので、外に干す場合は壁に立てかけたり上履き干しハンガーを使って干します。天気が悪い日の部屋干しならハンガーの方が便利ですよね。上履き干しハンガーは100均にも売っているので、まだ持っていない方は試しに買ってみるのもいいかと思います。
「金曜土曜はいつも忙しくって、土曜の夜か日曜にしか洗う時間がない!」というご家庭は、天気が悪いと上履きを乾かすのが大変ですよね。ほかにも、「つい忘れてしまって、慌てて洗ったけれど月曜の朝までに乾くか心配!」ということもありますよね。
そういう時には雨で濡れてしまったスニーカーを乾かすのと同じように、上履きの中に新聞紙を詰めて水分を吸わせ、新しい新聞紙に交換しながら何度か繰り返していくという方法が意外と効果的です。でも最近は新聞をとっていないご家庭も多いですよね。その場合はドライヤーや靴乾燥機を使うと早く確実に乾かせます。ただ、ドライヤーを使う時は上履きを傷めないように冷風で当てるか、20~30㎝くらい離して当てましょう。我が家には靴乾燥機能付きの布団乾燥機があるのですが、梅雨時期などにはとても重宝しています。
園や学校で上履きの指定がない場合には、乾きやすい上履きにすることも一つの方法です。
うちの子がお気に入りで毎年購入しているこの上履き、最初は「蒸れ対策」で選んだのですが、中敷きが外せるので洗いやすいしメッシュなのでとにかくあっという間に乾いてしまいます。
価格:2290円(税込、送料無料) (2018/8/25時点) |
「つま先を上にする」が上履きを干すときの基本だと言っているのに、こんな状態で部屋干ししても半日くらいで乾いてしまいました。
もし毎週のように「上履き乾くかなぁ……」と心配されているならおすすめですよ。
まとめ
毎週末の上履き洗いは、子供が自分で洗うにしても「面倒だし(子供がなかなか洗わない)、あまりきれいにならないし、天気が悪いと乾かないし……」と、ちょっと気が重いと感じているママは多いと思います。
でもちょっとしたコツと方法で、意外と簡単にきれいに洗うことは可能です。
プリン状石鹸は上履き洗い以外にも色々と幅広く使える万能洗剤ですし、安く簡単に作ることができて子供も喜ぶ感触なので、よかったら試してみてくださいね。