普段のお出かけ用はもちろん、幼稚園の制帽など、夏になると大活躍の麦わら帽子。
真夏でも元気いっぱい汗をかいて活動する子供たちにとって、通気性が良くて強い日差しから頭を守ってくれる麦わら帽子は欠かせないアイテムですよね。
そんな麦わら帽子のお手入れってどうしていますか?
汗やほこりで汚れた服は毎日洗濯しますし、スニーカーも時々洗ったりしますよね。
同じように、汗やほこりで汚れやすい麦わら帽子もさっぱり清潔にしてあげたいですが、麦わら帽子って洗えるのでしょうか。
幼稚園の麦わら帽子って洗濯できる?
できることなら水でジャブジャブ洗濯してさっぱりきれいにしてあげたい!と思っているママは多いはず。私もそうでした。
息子が幼稚園に通っていた当時、お迎えに行くと子供たちはいつも汗びっしょりになって楽しそうに遊んでいました。
お友だちの中には「頭から水をかぶったの?」というくらい汗っかきの子もいて、お母さんは「帽子を洗いたいっ!」と、いつも言っていました。
うちの息子はそれほど汗っかきでもなかったのですが、それでも汗や土ぼこりで汚れているであろう麦わら帽子を洗ってきれいにしたいという気持ちはありました。
幼稚園の制帽の麦わら帽子は夏の間だけとはいえ、年長さんまでかぶるものですからできるだけ清潔に保ってあげたいですよね。
内側のタグを確認すると「天然草木100%(指定外繊維)」と記載され、水洗いとドライクリーニングの表示に思いっきりバツが付いています。
さらに「天然草を編んだ帽子ですから洗濯できません。乾燥したところに保管して下さい。」と書かれていますね。
水でジャブジャブ洗濯なんかしたらどんなことになるのかわかりませんが、買い替えるのもイヤなので諦めました。
幼稚園の麦わら帽子のお手入れ方法
では、何もしない方がいいかというと、やっぱりそれでは汗や土ぼこりなどの汚れが気になりますよね。
息子が幼稚園に通っている3年間、私がやっていた麦わら帽子のお手入れはとってもシンプルで簡単な方法でしたが、結果的に良かったみたいです。
最近6年ぶりに引っ張り出してみましたが、まるで新品のようにきれいな状態を保っていてびっくりしました。
私がやっていた麦わら帽子のお手入れ方法というのは……
1.帰宅したら、玄関でほこりを払い落とすように帽子の外側全体に洋服ブラシをかける。
2.特に汗をかいた日には、内側のリボン部分(「スベリ」といいます)を硬くしぼったタオルで拭いて風通しのいいところに吊るして乾燥させる。
たったこれだけです。とっても簡単ですが、汚れが目立ってからではなく、毎日習慣的に行ったことが良かったのかもしれません。
秋になって来年の夏までかぶらないという時には、しまう前にもう一度硬く絞ったタオルでスベリを丁寧に拭き、更に内側全体をサッと拭いてから風通しのいいところでしっかり陰干しをして、仕上げに帽子全体を丁寧にブラッシングします。
型崩れしないように、専用の引き出しか箱を用意して乾燥剤と一緒にそこにしまっておけば安心ですよ。
簡単なブラッシングや拭き取りくらいでは落ちない汚れやニオイが気になる場合は、帽子専門のクリーニング業者さんにお願いするという方法もあります。
2~3年しか使わない幼稚園の麦わら帽子の金額に対して、毎回クリーニングに出すのは料金が高くつくような気もします。でも、どうしても気になるひどい汚れやニオイを落としたいときにだけ利用して、あとは先ほどご紹介した毎日のお手入れ方法でキレイな状態をキープするとか、下の子や誰かにお下がりする前に利用するとか、スポットでお願いするとよさそうです。
幼稚園の麦わら帽子の汗染み対策☆
息子のお友だちのように汗っかきだと、私の方法ではサッパリしないかもしれません。その子のお母さんが「帽子を洗いたいっ!」と言っていたので聞いてみたら、スベリが汗染みで白くなってしまったそうなんです。
私がやっているように硬く絞ったタオルで拭く方法を勧めてみたところ、「だいぶましにはなったけど、しつこくこびりついているようでいまいちスッキリしない」ということでした。
そこで、試しにかなりうすめにした洗濯用洗剤を歯ブラシにつけて、スベリだけをこすり洗いして、そのあと軽く絞った濡れタオルを何度も交換しながらスベリの洗剤を拭き取って陰干ししたら、なんとかキレイになったということでした。ここで注意しなければならないのは、帽子本体は絶対に濡らさないことです。スベリだけをつまんで洗うように、帽子本体との間に乾いたタオルなどをはさんで、くれぐれも帽子本体を濡らさないように気を付けましょう。
とはいえ、この方法を何度も繰り返すのは手間がかかるし、元々は洗濯不可なので、帽子が傷むのを防ぐためにもなるべく汚さないように使いたいですよね。そんな時に便利なのが、スベリに貼って汗染みや汚れを防ぐテープです。
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汚れたら剥がして洗えるものもあり、洗えない帽子を手軽に清潔に使うことができますね。
まとめ
夏に欠かせない麦わら帽子。幼稚園の夏用の制帽としても定番ですよね。
暑い夏でも元気いっぱいの子供たちは汗をたくさんかきますし、外で思いっきり遊ぶので土ぼこりなどによる汚れも気になりますが、天然繊維でできた麦わら帽子は「洗濯不可」とされていることがほとんどです。
普段のお手入れ方法として、帰宅後は洋服ブラシで帽子の表面についたほこりを払い落とし、汗をかいたあとは硬く絞ったタオルで内側のスベリを中心に汗を拭き取って風通しのいいところで乾燥させると気持ちよく使い続けられます。
頑固な汚れやニオイが気になる時には、帽子専門のクリーニング業者さんにお願いするという方法もあります。
汗っかきのお子さんには、あらかじめスベリの部分に汗を吸収したり汚れを防いだりする専用のテープを貼っておくと、手軽に清潔な状態をキープできますよ。