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甘酒の酒粕と米麹の違いと効果☆米麹だけで出来て作り方はとても簡単!

投稿日:2017年12月16日 更新日:

寒い季節になると、なぜか思い出してしまう甘酒。

子供のころ地域の年末大掃除に参加すると配られていたり、初詣や節分などで神社に行くと露店で売られていたり、寒い日に母が家で作ったりしていました。

だからずっと冬の飲み物だと思っていたんですけれど、実は「甘酒」って夏の季語なんですよね。

しかも一説によると夏の季語になる前は冬の飲み物で、土用の丑の日に鰻を食べるようになったころから夏の季語になり、昭和初期以降、また冬の飲み物になったそうです。

だから子供のころの甘酒の記憶は寒い季節ばかりだったんですね!

でも最近の健康ブームでその効果が注目され、今では一年中スーパーやコンビニでも売られ、たくさんの人に飲まれています。

そんな甘酒について、種類による違いや効果と簡単な作り方をご紹介します!

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甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒がある。違いは何?

甘酒には酒粕で作った酒粕甘酒と、米麹で作った米麹甘酒があります。それぞれの違いを見てみましょう。

酒粕甘酒

・酒粕と砂糖をお湯に溶かして一煮立ちさせて作る。

・酒粕には糖分がほとんど残っていないので、砂糖を加える分カロリーが高め。

・アルコールが含まれている。お酒。

米麹甘酒

・米麹とお湯を混ぜ、60℃前後に保温して8時間ほどかけて発酵させて作る。

・発酵によりコウジ酸の働きで米のでんぷんが糖化するので、やさしい甘味がある。

・アルコールが含まれていない。お酒ではない。

酒粕甘酒の甘味はお砂糖で付けているのに対し、米麹甘酒の甘味はコウジ酸の働きででんぷんを糖に変えた自然の甘味なんですね。その分、米麹甘酒は完成までに8時間ほどかかりますが、酒粕甘酒は思い立ったら作ってすぐに飲むことができます。

でも、酒粕はお酒を造るときに出たしぼりかすなのでアルコールが含まれています。作るときに火にかけるので多少アルコールは飛びますが、一煮立ちさせたくらいではまだ残っていますので、お子さん・妊婦さん・授乳中のお母さん・運転をする方・アルコールに弱い方・未成年は飲まないほうがいいですね。

その点、米麹甘酒はアルコールが含まれていないので誰でも飲むことができます。

甘酒の効果を酒粕と米麹で比較!

原料が違うということは、含まれている栄養が違うので効果もそれぞれ異なります。

酒粕甘酒

・食物繊維(米麹甘酒より多い)
・葉酸(米麹甘酒より多い)
・ビタミンB2(米麹甘酒より多い)
・ビタミンB6(米麹甘酒より多い)
・タンパク質(米麹甘酒より多い)
・レジスタントプロテイン
・スフィンゴ脂質

米麹甘酒に比べると発酵時間が長い分ビタミンB群は多めです。

レジスタントプロテインというのは体内で消化されにくいタンパク質で、コレステロールを低下させたり余分な脂肪を吸着して排出させる作用があります。

スフィンゴ脂質というのは酒粕に含まれるセラミドで、角質層で細胞同士をつなぎ合わせて肌の潤いを保ったり、メラニン色素を生成するチロシナーゼを抑制させたりする働きがあります。

米麹甘酒

・ビタミンB1(酒粕甘酒より多い)
・カリウム(酒粕甘酒より多い)
・必須アミノ酸
・オリゴ糖
・ブドウ糖
・コウジ酸
・酵素

「飲む点滴」というのは米麹甘酒のことです。米麹甘酒に含まれている成分が栄養剤の点滴の成分に近いので、そのように呼ばれています。

出来立ての米麹甘酒には麹菌の持つ100種類以上の酵素が含まれています。これは米麹甘酒が低温で発酵させて作られるからですね。

また、発酵の際に米のでんぷんが糖化したオリゴ糖は腸内の善玉菌を増やし、ブドウ糖には疲労回復効果があります。

コウジ酸には抗酸化作用がありメラニン生成を抑制する働きが、必須アミノ酸には肌や髪を美しく保つ働きがあります。

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米麹だけで作る甘酒☆作り方はとても簡単!

米麹甘酒は酒粕甘酒に比べ、手間も時間もかかって作るのは面倒なイメージですよね。

しかも、「一度もち米でおかゆを作ってから……」とか、「炊飯器のふたを開けたまま布巾をかぶせ……」とか、色んな作り方があって迷ってしまいます。

そこで今回は、私がいつも作っている方法をご紹介します☆とてもシンプルで簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

材料

・乾燥米麹 200g(私はいつもスーパーで手に入る『みやここうじ』を使っています)
・水 400㏄

道具

・鍋
・調理用温度計
・ヘラ
・魔法瓶(1ℓくらいの卓上ポットなど、小さめのほうが冷めにくいのでおすすめ)

作り方

1.米麹をよくほぐします(私は袋を開ける前に袋の上から揉んでほぐしています)。

2.魔法瓶にお湯を入れて温めておきます。

3.鍋に水400㏄を入れ、火にかけて65℃まで温めます。

4.弱火にして米麹を入れ、ヘラで混ぜながら再び65℃になるまで温めたら火を止めます。

5.魔法瓶のお湯をすてて米麹を入れたらしっかり蓋をしてそのまま保温します。

6.4時間ほど経ったら再び鍋に移し、最初と同じように弱火にかけてヘラで混ぜながら65℃まで温め、魔法瓶に戻して蓋をし、保温します。

7.更に4時間ほど経ったら完成です☆

※もし米の粒がまだ硬かったらもう一度温め、更に1~2時間保温してみてください。

※つぶつぶのままでもOKですが、滑らかに仕上げる場合は裏ごしするかハンドブレンダーやミキサーにかけてください。

※魔法瓶の代わりにヨーグルトメーカーでも作れます。最近のには甘酒用の設定ができるものもありますよね。私のは実家からもらってきた、私が生まれる前からある(!)びっくりするほど古いヨーグルトメーカーで設定温度も不明ですが、65℃に温めた米麹を入れてスイッチを入れたら問題なくできました☆

※そのまま食べても、お湯で割ってホットで飲んでも。豆乳やジュースやココアなど好みの味を探してみてください♪

まとめ

酒粕甘酒も米麹甘酒も、どちらも栄養豊富で美容や健康にいい成分が含まれています。

お酒が飲める方は両方試してみて味や効果の違いを感じてみたり、ブレンドしていいとこどりもいいかもしれません♪

お子さんには米麹甘酒で、家族そろって取り入れたいですね!

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