幼稚園に通うようになると、仲良しの男の子にバレンタインのプレゼントをしたいという女の子もちらほら出てきますよね。
可愛くて微笑ましいですが、最近はアレルギーのある子も多く、知らずに渡してしまうと「せっかくだけど食べられないの…。」ということにも。受け取ってもらえなかった女の子も受け取れなかった男の子も、悲しい気持ちになってしまいますよね。
それどころか、間違って食べてしまうと命にかかわることもあり危険です。どういう点に気を付ければいいのか、確認しておきましょう。
バレンタインデーの前にアレルギーについて聞く
幼稚園も小学校も、基本的にお菓子の持ち込みは禁止しているところがほとんどですよね。
私が子どものころは遠足の時に友だちとお弁当のおかずやおやつを交換するのが楽しみでしたが、息子が幼稚園の時には「友だちと食べ物を交換してはいけない」という決まりがありました。小学校高学年からは、遠足もおやつ無しに。
幼稚園や学校の給食はもちろんですが、授業やクラブ活動などで何かを作って食べる予定があるとその都度、アレルギーがあるか、食べても良いか確認のプリントが配られ、保護者が署名をして提出します。
それだけ園も学校も細心の注意を払っているんですね。最近はスーパーなどの試食も親に確認するまで子どもには渡さないという決まりがあるようです。
でも自分や家族に食物アレルギーを持つ人がいない場合、普段あまり気にすることがない分、特に気を付けなければなりません。
息子のお友だちにもいましたが、今まで平気だった食品にある日突然アレルギー反応が出ることもあります。ですから、「あの子はたしかアレルギー無いって言ってたな」と決めつけず、子どもはみんなアレルギーがあるかもしれないと思って慎重になるくらいがいいのかもしれませんね。
園児や小学校低学年くらいまでは親同士で確認したほうが安全ですので、「うちの子が渡したいって言ってるんだけど、こういうものをあげてもいい?」とバレンタインの前に必ず聞くようにしましょう。
アレルギーのある子にお菓子のプレゼントはNG?
では、もし親同士で確認して食べ物を断られた場合や、相手の親と確認が取れなかった場合はどうしたらいいでしょうか。
この場合、子どもに聞いてきてもらったりあげたい子に直接聞いたりするのは、小学校高学年くらいまではやめたほうがいいと思います。自分のアレルギーについて、何を食べるとどんな症状が出てどんな危険があるかをしっかり理解し、相手に正確に伝えるのは難しいですよね。
例えば「卵は絶対ダメだけれど、あとは大丈夫!」と言っていたら卵を使わないお菓子を作ってあげればOKでしょうか。アレルギーの度合いによっては、卵を調理したことのある道具を使うこともNGだったりします。
市販のお菓子でも同じことが言えますので、親同士で確認して食べ物を断られた場合や、相手の親と確認が取れなかった場合はお菓子など口に入れるものは渡さないほうがいいですね。
アレルギーのある子供にバレンタインのプレゼントを渡したいとき
「でも、どうしても何かあげたい!!」という子どもの気持ちは大事にしてあげたいですよね☆
それならお手紙はどうでしょう。かわいいカードやおもしろい仕掛けのカードなども売っていますから、メッセージを添えて渡すと相手の子も喜ぶと思いますよ♪
まだ読み書きがあまりできない場合は、お絵かきや折り紙で作った作品と一緒にお母さんが代筆したメッセージカードを渡すのもいいと思います。
小物をプレゼントするなら、相手の負担にならないように100円ショップで買えるようなものがいいですね☆シールや折り紙など、お子さんと「何をあげようか?」と一緒に選んであげましょう。
まとめ
最近は食物アレルギーの子が多いので、バレンタインにお菓子などを渡したいときには注意が必要です。
子どもの場合は、事前に親に確認がとれなかったら無理にお菓子を渡すよりも、メッセージカードや相手の負担にならない程度の小物をプレゼントするのがおすすめです。