花粉症の人はもちろん、花粉症の人と同じ部屋で寝る家族も、花粉が飛散する時期には布団を外に干さないほうが良いといわれています。
でも天気のいい日には、布団を天日干ししてふかふかのお布団で眠りたいですよね!
この記事では、花粉症でもお布団を天日干ししたいときの方法についてご紹介します。
布団を天日干ししたくても花粉症には無理?
一般的に、「花粉症なら布団は外に干さないほうがいい」とされていますよね。花粉症の本人はもちろん家族も、花粉の時期は外干しを我慢しているというご家庭も多いと思います。
ダニやカビなどを防ぐことを考えると、布団乾燥器をかけたりしてしのぐと思いますが、やっぱり天日干しにはかないませんよね。
天気のいい日には「お布団を干したい!ふかふかのお布団に寝たい!」と思ってしまいます。特に自分が花粉症じゃなかったら、なおさらですよね!
花粉症の本人や家族は、どうしても布団の天日干しを我慢しなければならないのでしょうか。
「花粉症」と一言で言っても、症状の重さは人によって違いますよね。例えば、花粉症の薬を飲めば症状がある程度落ち着く人もいれば、薬を飲んでも目薬をさしてもマスクをしてもゴーグルをかけても花粉症に効くといわれている対策を色々試してみても朝から晩までつらくてたまらない!という人もいます。
症状が重くてつらい人は無理をしてはいけないと思いますが、花粉症の薬を飲めばある程度落ち着くような症状の軽い人であれば、なるべく花粉が付かないような方法で外に干して取り込むときや取り込んだ後にも対策をすれば大丈夫かもしれません。
花粉が付きにくい布団の干し方とは?
花粉症でも布団を天日干ししたいなら、とにかく布団に花粉を付けないようにすることが一番大事です。「花粉ゼロ」にすることは不可能だと思いますが、できるだけ付きにくくする方法はいくつかあります。
まず手軽なものとして、布団を干す前に花粉の付着を防ぐスプレーで布団の表面をコーティングする方法があります。色々な商品が出ていて、ドラッグストアなどで手軽に購入できるものもありますね。これらのスプレーは花粉を寄せ付けて繊維に絡ませる静電気を防ぐ働きで花粉の付着を防いでいます。軽く払って落ちやすくするための商品ですね。
【花粉対策スプレーフェアリール150ml 】花粉対策グッズ スギ花粉 花粉 pm… |
中でもこのスプレーは、一度スプレーするだけで長い間花粉などの付着を防ぐということでメディアにも取り上げられ、人気があります。
花粉を防ぎつつ、よりふっくらさせることで人気なのが黒い不織布でできた布団干し袋です。不織布でできているので花粉を防ぎつつ通気性は抜群で、更に黒い色が太陽の熱を吸収するので普通に干すより高温になりふっくら仕上がります。ダニ対策にもいいですね。
花粉ガード布団干し袋 150×210cm(1枚入)(花粉対策 グッズ 布団干し袋) |
この商品はファスナーで三方が開くので、布団の出し入れがとっても楽です。途中で裏返して干すときにも、そのまま裏返すだけなので楽ですよ。
スプレーと布団干し袋を併用すると、より効果的なのでおすすめです。
花粉をガードして布団を干したら、取り込むときや取り込んだ後にも注意が必要です。取り込むときには表面の花粉をしっかりと払い落としてからでないと部屋の中に大量の花粉を持ち込むことになって、せっかく布団に花粉を付きにくくした対策が無駄になってしまいます。
布団を取り込むときや取り込んだ後の花粉対策については「花粉が飛ぶ日に布団を外に干してしまったときの取り込み方と除去方法」の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
花粉が付きにくい布団干しの時間帯は?
花粉をより付きにくくするためには、干す時間帯にも気を付けると効果的です。
一日のうちで花粉がより多く飛ぶ時間帯は正午から15時です。ですから、午前中に干してお昼には取り込むようにするといいですね。花粉の時期に関係なく、一般的に布団干しに適しているのは晴れた日の10時から15時の間と言われています。雨上がりや早朝は湿度が高くて布団干しには向かないので、花粉対策には晴れている日の10時から12時の2時間、表と裏で1時間ずつ干すのが最適と言えます。
先ほどご紹介した黒い布団干し袋を使えば、短時間でも効率よくふっくら仕上がるのでおすすめですよ。
まとめ
花粉症の人や花粉症の家族を持つ人でも、症状の重さにっては布団の天日干しを無理に我慢しなくてもいいかもしれません。
花粉の時期に布団を天日干しするときには、花粉が付きにくい時間帯と干し方で、取り込むときや取り込んだ後の花粉を取り除くことも忘れないようにしましょう。