お子さんの運動会に、美味しいお弁当を食べて午後からの競技も頑張ってもらいたいですよね!
グラウンドに敷物を敷いて家族でお弁当を食べる場合にも、子供たちだけでお弁当を食べる場合にもおすすめのお弁当が「冷やしそうめん」です!
この記事では、お弁当に冷やしそうめんを持って行くときの作り方や準備のコツと、そうめんに合うおすすめのおかずについてご紹介します。
運動会のお弁当には冷やしそうめんがおすすめ!
運動会は春か秋のどちらかに行われることが多いと思いますが、どちらにしても天気が良いと気温が上がって夏のように暑くなることが多いと思います。
頑張って競技に参加しているお子さんはもちろんですが、一生懸命応援したり撮影したりする保護者もじりじり照り付ける日差しの下で汗だくです。
そんな時、楽しみにしていたお弁当がひんやりおいしい冷やしそうめんだったら絶対うれしいですよね!
実は我が家も、今までは普通におにぎりやおいなりさんだったのですが、前回の運動会で初めて冷やしそうめん弁当を持って行ったら自分も含め、家族全員に大好評でした!なんでもっと早くこれに気付かなかったんだろうと後悔したほどです。
強い日差しにバテ気味になると、お腹がすいているはずなのにあまり食が進まないこともありますよね。でも冷やしそうめんならひんやりしてツルツルっと入っていくので、みんなどんどん箸が進みますよ。
最初は「ちょっと多めにゆですぎたかな」と思っていたのですが、結局あっという間に完食しました。息子は「来年もそうめんがいい!」と大絶賛しています。
しかもおにぎりやおいなりさんのおべんとうよりずっと短時間で簡単に作れるのもそうめん弁当のおすすめポイントですよ。
そうめんをお弁当にするときのコツ
そうめんをお弁当に持って行こうと決めたら、まず迷うポイントは「のびない?」「くっつかない?」「めんつゆは?」ということだと思います。私もさんざん考えたり調べたり試したりしました。結果、当日はとても美味しく食べることができたので、その方法やコツをご紹介したいと思います!
前日までに用意する物
どんなお弁当を持って行く場合もそうですが、準備は大事ですよね。当日の朝「あれがない!これがない!」とならないように、前日までに必要な物は揃えておきましょう。そうめん弁当ならではの必要な物もあるので注意が必要です。
・そうめん・重曹(食用)・ごま油・ペットボトル入りストレートそうめんつゆ・薬味・その他おかずに使う材料
・そうめんを入れるタッパー・おかず用タッパー・保冷剤・保冷バッグ・食べるときにそうめんつゆを入れるためのカップ・箸・空のペットボトル(残ったそうめんつゆの持ち帰り用)
前日に準備すること
・そうめんつゆを冷凍する
そうめんつゆは冷凍して持って行くと、食べるころにはちょうど良く溶けて冷たい状態で食べることができます。私はペットボトルに入ったストレートタイプ(薄めずにそのまま使うタイプ)のめんつゆを買ってきて、蓋を開けた状態でそのまま冷凍庫に入れて凍らせ、当日の朝蓋をして持って行きました。
冷凍によって容器が破損するのが怖い場合や希釈タイプのめんつゆをご使用の場合は、製氷皿で凍らせたものを漏れない蓋つき容器に入れて持って行ってもOKです。希釈タイプのめんつゆは薄めたあとで凍らせます。
・保冷剤を凍らせておく
そうめんつゆさえ冷え冷えなら麺自体はそれほど冷たくなくても大丈夫ですが、暑い日は保冷バッグの中も温度がすぐに上がってしまうので保冷剤は多めに必要です。めんつゆもそうめんもぬるくなってしまうとマズくはないけれどガッカリですので、ここはしっかりと!
のびにくいそうめんのゆで方
普通に朝ゆでて持っていくと、お昼に食べるころにはコシのないふにゃふにゃのそうめんになってしまいます。「硬めにゆでる」という方法もよく見かけますが、硬めにゆでた麺は足りない水分を吸収する性質があるので、むしろのびやすいという説もあります。これに関して、私は試したことがないので実際どうかは不明なのですが、「のびやすいよ」と言われている方法をあえて試すこともないと思って、別の方法にしました。
私が実際にやってみて、確かに昼までのびずにおいしく食べることができたのは「重曹を入れてゆでる」という方法です。
お湯1リットルにつき大さじ1杯の重曹を入れます。必ず食用の重曹を使ってくださいね。沸騰したお湯に重曹を入れると吹きこぼれるので、一旦火を止めて静かに入れて混ぜましょう。
そのお湯で、そうめんを表示通りの時間ゆでます。重曹が入っていると吹きこぼれやすいので注意しましょう。さし水をすると麺がのびやすくなるそうなので、吹きこぼれそうになってもさし水はせず、必ず火力で調節します。
時間通りゆでたらざるにあげ、流水で手早くしっかり洗ってぬめりを落とし、よく水気を切ります。
麺をくっつきにくく食べやすくするコツ
上記の方法でゆでて水洗いし、よく水気を切ったそうめんにごま油を回しかけ、まんべんなくまぶします。
一口分ずつ丸めてタッパーに並べていきます。フォークでパスタのように巻いてもいいですが、指三本でつまみ上げた麺をそのまま指先に巻き付けるほうが簡単で手早くできますよ。
タッパーが深くて、そうめんを何段か重ねて入れたい場合は、1段ごとにラップやクッキングシートをはさんでから重ねましょう。
食べるときはひとかたまりずつ取って食べます。かたまりになってる麺はめんつゆに入れた瞬間ふわっとほどけるので安心してください!ごま油をまぶしているのでとっても香ばしくて美味しいのですが、ごま油が苦手な方はサラダ油を使ってくださいね。
そうめん弁当のおかずにおすすめなのは?
そうめんがあっさりさっぱりしているので、おかずはガッツリ肉系がおすすめです。鶏のから揚げや甘辛い味付けの焼き肉などを合わせるとバランスがいいですよ。
ミニトマトと細切りにしたレタスやキュウリのサラダもおすすめです。ドレッシングを別に添えてもいいですが、そのままめんつゆに入れてそうめんと一緒に食べるとサラダそうめんになって美味しかったです!
冷たく冷やしたフルーツも、何種類か彩りよく合わせて持って行くと見た目にも華やかですし、糖分やクエン酸の補給になって疲れた体にもうれしいですよ。
まとめ
運動会は暑い日が多いので、競技に参加しているお子さんはもちろん、応援している家族も汗だくですよね!
お昼ごはんはひんやり冷たいそうめんがとっても美味しいです!元気が復活しますよ。
ちょっとのコツでのびにくくてくっつきにくい、おいしいそうめん弁当になるので、ぜひためしてみてくださいね。