お子さんの入園する園がお弁当ではなく給食の場合、給食ナフキンと袋のセットを用意することが多いと思います。
「給食ナフキン」は「ランチマット」「ランチョンマット」「ランチクロス」など園によって呼び方はさまざまですが、要は給食の時に机の上に敷く布のことですね。
それを入れる巾着袋が「給食袋」で、ほかに手や口を拭くミニタオルやマスクを入れることもあるようです。
小学校でも引き続き使うことが多いので、簡単に作れて使いやすい給食セットをご紹介します☆
給食ナフキンと袋のセット☆布選びとサイズについて
給食ナフキンと給食袋も、コップ袋と同じように毎日洗って清潔なものを持たせてあげる必要がありますよね。特にナフキンは食べこぼしのシミを付けてくることが多く、ごしごし洗いは日常茶飯事です。
ですからやはり生地の素材は、ある程度丈夫で乾きやすいオックス地などがおすすめです。
さらに、細かいギンガムチェックやストライプや無地よりも、全体に絵柄の入った生地のほうがシミ残りが目立ちにくいという点でおすすめです。私の体験上ですが、なかなか落ちない食べこぼしのシミで多いのが「カレー」です。
うちは男の子なので青系の給食セットが多かったのですが、青系はカレーの黄色いシミがとても目立ちました(+o+)それに対し、緑や黄色っぽい生地で作ったものはあまり目立たなかったので、布選びの参考にしていただけたらと思います☆
サイズは、だいたい園のほうから指示があると思います。市販のランチクロスは小学生向けが多いのか、園児にはちょっと大きすぎるようですし、何組も買い揃えることを考えたらサクッと作ってしまったほうが安上がりですよね♪
ナフキンと巾着をお揃いでコーディネートしたり、色んな絵柄の生地を使ってバリエーションをつけたりして、お子さんの給食が楽しくなるようなセットを作っていきましょう♪
給食袋の洗い替えに必要な枚数は?
給食袋と給食ナフキンは、使うたびに洗って常に清潔なものを持たせますよね。ですから最低でも2組は必要ですし、忙しくてお洗濯が間に合わなかったり天候が悪くて乾かなかったりした時のことを考えると3組以上あると安心です。
私の場合は、息子の入園までにとりあえず3組作りました。その後、親子ともども園生活に慣れて落ち着いてきたころに2組追加で作り、合計5組をローテーションで使っていました。
「5組も用意するなんて多すぎる」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。実際、3組あれば大丈夫でした。でも、5組用意してからのほうがずっと楽でした☆
3組しかなかったときは洗濯の度にアイロンがけをしなければならない感じだったのですが、5組出来てからは週末などの時間があるときにまとめてアイロンがけして、あとは毎日新しいのを出して持たせるだけなので楽ですよ♪
ですから、色々と入園グッズを用意しなければならない時期に無理して5組作る必要はないと思いますが、落ち着いたころに追加して合計5組用意するのがおすすめです☆
給食袋&ナフキンセットの作り方
では、まず給食ナフキンの作り方です。縁の縫い方には色々な方法がありますが、今回はすっきりときれいに仕上がる額縁縫いをご紹介します。
材料(給食ナフキン)
布(オックス地がおすすめ) 作りたいサイズ+縫い代4㎝(1辺2㎝ずつ)
ミシン糸
作り方(給食ナフキン)
手順1.縫い代をアイロンで押さえます。
布の裏を上にして、四辺を5ミリ折り、アイロンで押さえましょう。
手順2.角の縫い線を書きます。
角を中表に半分に折ります。折り線(輪)の部分を上にして置き、角から1.5センチの位置に、折り線と直角になるように線を引きましょう。線の長さも1.5センチになります。
手順3.角を縫います。
縫い線の上を縫いましょう。縫ったら縫い代を5ミリ残して切り落とします。全ての角を同じように縫っていきましょう。
手順4.四辺を縫います。
切り落としたあとの縫い代を開き、くるっと表に返して整え、アイロンで押さえましょう。端から2ミリほどをぐるっとミシンで縫ったら完成です☆
次に給食袋の作り方です。コップ袋やお弁当袋では、マチ付きで両側絞りの巾着袋を作ってきましたが、給食袋はマチなしで作ります。
また、小学校でも使う場合を考えると、ランドセルのフックにかけるときにひもが1本のほうが簡単なので、今回は片側絞りの巾着にしました。
両側絞りで作る場合はコップ袋の作り方やお弁当袋の作り方を参考になさってください☆
材料(給食袋)
布(オックス地がおすすめ) 縦(作りたいサイズ+縫い代1㎝+紐通し部6㎝)×横(作りたいサイズの2倍+縫い代2㎝)
ひも 布の横幅の2倍+15㎝くらい
ミシン糸
作り方(給食袋)
手順1.布にジグザグミシンをかけます。
まず布の三辺(サイドと底部分)にジグザグミシンをかけ、ほつれ止めをしましょう。
手順2.サイド~底を縫い合わせます。
布を中表に半分に折り、口から6センチ下の開き止まり部分からL字型に、縫い代1センチでサイドと底を縫い合わせましょう。開き止まり部分は特にしっかり返し縫いをしましょう。
手順3.口部分にアイロンをかけます。
まず口の部分を1センチ折ってアイロンで押さえます。サイドの縫い代を開いて開き止まりから上の部分にアイロンをかけて押さえましょう。
手順4.ひも通し部分を縫い、ひもを通します。
口から開き止まりの5ミリ下を通るようにコの字型にミシンをかけましょう。1センチある縫い代の、真ん中あたりを縫えばOKです☆
縫えたら2.5センチ折り、2センチくらいのところをぐるっと縫い合わせましょう。
表に返したらひもを通して完成です☆
まとめ
給食ナフキンの作り方で今回ご紹介した額縁縫いは、一見難しそうですがやってみると意外と簡単ですっきりきれいに仕上がるのでおすすめです。
片側絞りの巾着も簡単にできて、サイズを変えればさまざまな用途に応用がきくので覚えておくと便利ですよ☆
コップ袋やお弁当袋、その他の入園グッズを作ったときの余り布なども活用して、楽しみながらステキな給食セットを作ってくださいね♪
ほかにも入園入学準備のグッズ作成・制服のサイズ直し・名前つけに関する記事をまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。入園入学準備☆手作りグッズの作り方・サイズ直し・名前付けのまとめ
少しでもお役に立てたら幸いです!