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流鉄流山線を楽しむ乗り方☆切符の種類とおすすめ観光スポット

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千葉県にはいろいろなローカル線がありますよね。それぞれに魅力があって、鉄道好きな子供から大人まで、更には鉄道にあまり興味がなかった人まで、一度乗ったらハマってしまうかもしれません。

中でも流鉄流山線は都心から近く、思い立ったときに気軽に乗りに行けるので、鉄道好きな子供を連れてお出かけするのにもおすすめですよ!

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流鉄流山線の乗り方

流鉄流山線は馬橋駅から流山駅までを結ぶ鉄道です。

JR常磐線の馬橋駅で乗り換えるか、馬橋駅の隣のJR新松戸駅で降り、徒歩3分ほどのところにある流鉄流山線の幸谷駅から乗ることもできます。

馬橋駅で乗り換える場合、JRのホームから跨線橋を使って流鉄流山線のホームに行きます。

JRのホームから見た流鉄流山線のホームです。

JRの改札を出て左に曲がると「↑流鉄流山線」という案内が出ています。

少し進むと「流山線→」という案内があり、右に降りる階段があります。

降りた先が流山線の改札とホームです。

JR新松戸駅から乗り換える場合は、一度駅の外に出て信号を渡らなくては行けません。信号を渡ったあと流鉄流山線の線路を渡り、幸谷駅から乗ります。

JR新松戸駅から流鉄流山線の線路までは約100メートルとのことです。

線路の手前から見た幸谷駅。マンションの一階が駅になっているんですね。

私が息子と行ったときは馬橋駅から乗りました。
JRのホームから見える流鉄の線路沿いの建物に「鉄道用品株式会社」という看板があるので「鉄道グッズが売ってるのかなぁ!」と思って期待してしまいますが、残念ながら鉄道グッズ屋さんではありません…。本物のレールや枕木などを作っている会社だそうですよ。

流鉄流山線の切符を買うなら?

流鉄流山線はスイカやパスモなどのICカード乗車券は使えません。

まず切符を購入してから乗車するのですが、「ただの交通手段」としてでなく、「流鉄流山線に乗るのが目的の一つ」であるなら「流山線一日フリー乗車券」(大人500円、こども250円)がおすすめです。

流鉄流山線は馬橋駅から流山駅まで全長5.7㎞、6駅を12分ほどで走っています。
運賃も馬橋駅~流山駅間は200円(大人)なので、ただ往復するだけならフリー乗車券にしないほうがお得かもしれません。
でも、あっという間に終点まで行ってしまいますし、比較的本数も多く、15分~20分間隔で走っているので、フリー切符を買って、途中駅でちょくちょく降りて散策しながらのんびりゆっくり楽しむのがおすすめですよ。

ちなみにこの「流山線一日フリー乗車券」、馬橋駅だけ他の駅とはデザインが違うんです!
子供が小学生なら、大人のデザインと子供のデザインも違うので、2回行って4種類集めたくなってしまいます。

我が家の息子は残念ながら中学生になってしまったので大人料金です。駅員さんに「大人と子供一枚ずつですね!」と言われてしまうくらい、見た目はまだまだカワイイ小学生ですが…。
大人のフリー切符を2枚買うので、せっかくなら違うデザインがいいよね!
ということで、馬橋駅ではフリー乗車券1枚と、隣の幸谷駅までの切符を買いました。

普通の切符は券売機でも買うことができますが、駅員さんのいる窓口で買うのがおすすめです!
なぜかというと、窓口で買うと硬券なんです。

日付のスタンプを押してくれて「パチン!」とハサミを入れてくれる昔ながらの切符。
降りる駅で改札の駅員さんに「この切符、欲しいんですけど…」と聞くと、「あ、どうぞどうぞ!お持ちください。」と言ってくれますよ。

ちなみに、そのあと幸谷駅で買った「一日フリー乗車券(大人)」のデザインはこちらでした。

カワイイ……。

馬橋駅以外はみんなこのデザインです。
電車の写真だと思い込んでいたのでちょっとガッカリでしたが(特に息子が)、デザインは変わることもあるので、またいつか電車の写真に変わるかも…と期待しています。

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流鉄流山線沿線の見どころは?

流鉄流山線に乗ったら、まずはそのかわいらしい車両に注目です。

赤、ピンク、オレンジ、黄緑、黄色の五色あって、それぞれに「あかぎ」、「さくら」、「流星」、「若葉」、「なの花」という名前がついています。

だいたい2編成で走っているようなので、「今日はどの車両に乗れるかな?」と、子供と一緒に楽しみにするのもいいですね。

私たちが行った日は黄緑の「若葉」とオレンジの「流星」が走っていました。


片道12分ほどを行ったり来たりしているので、途中下車したら次に来る電車はもうひとつの車両です。

でもやっぱりほかの種類も、乗れなくても見てみたいですよね!
それなら終点の流山駅に行ってみてください。突き当たりに車両基地があって、ホームから見ることができるんです。

本数の多い時間帯は3編成で走らせているのか、反対ホームには「さくら」が停まっていました。

ホームの自動販売機は「流星」デザイン☆

流鉄流山線沿線の観光も、この流山駅がメインです。
流山駅は「東京近郊にありながらローカル色のある駅」ということで「関東の駅百選」に選ばれています。

駅を出て右手に、お土産屋さんのような、手作り感満載の気になるお店があります。

もともとタクシーの置場だった建物を改装して作られた「machimin」というお店。
店頭の黒板には、「コミュニティスペースでもあり 観光案内所でもあり 休けい所でもあり 売店でもあり待ち合い所でもある」と書かれています。

店内には手作り雑貨や流山名産のみりんを使ったお菓子などが販売されていたり、小上がりやテーブルがあるので、靴を脱いでちょっとくつろいだりできるようにもなっています。
小上がりの奥には大きなかまぼこ型の窓があって、窓の外は流鉄のホームです。車両基地に停まっている電車もここから見えるので、小さい子供を連れていても安心して思う存分電車を見せてあげられますね。
窓の横には、流鉄開業100周年記念で作られた電車の模型も飾ってあるので、きっと喜ぶと思いますよ。

駅から徒歩圏内には、流山市立博物館、万華鏡ギャラリー見世蔵、流山本町まちなかミュージアムなどがあります。
流山本町まちなかミュージアムというのは、流山キッコーマン株式会社の壁面に、流山市の特産品「白みりん」に関する歴史的な資料などが展示されているものです。


工場や会社内に入れるわけではないのですが、散策の途中で立ち止まって説明を読んだり写真を撮ったりする方が何人かいました。子供の自由研究にもいいかもしれませんね。

流山市立博物館、万華鏡ギャラリー見世蔵は、特別展や催し物によっては別途料金のかかるものもありますが、基本無料なのもうれしいです☆

まとめ

流鉄流山線は都心から近く本数もわりと多いので、思い立ったときに気軽に乗りに行けるローカル線です。

SuicaやPASMOなどのICカード乗車券は使えないので、切符を買って乗車します。「流山線一日フリー乗車券」を購入して途中駅で乗り降りしながら往復するのがおすすめですが、終点の流山駅との往復だけなら普通に切符を買った方が安いです。

ふつうの切符を買うときは券売機ではなく駅員さんのいる窓口なら硬券の切符を買えますし、改札を出るときに申し出ればもらって帰ることができるので思い出にもなりますね。

沿線の観光は「関東の駅百選」にも選ばれている流山駅をメインにするといいです。

車両基地に停まっている電車を眺めたり、徒歩圏内にもいろいろと観光スポットがあるので一日楽しめますよ。

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