ハロウィンの仮装で女の子に人気の魔女。特に「魔女の宅急便」のキキはとってもかわいらしくてシンプルなので、赤ちゃんから大人の女性まで幅広い年齢の人が仮装する人気のキャラクターですよね。
ちっちゃな女の子とママの「Wキキ」も見かけたことがあって、とってもかわいかったです☆
キキといえば最も特徴的なのが「赤いリボン」。これは外せませんよね!
このリボンが似ているかどうかでキキっぽいかそうじゃないかが分かれてしまうといっても過言ではないくらい重要なアイテムです。
この記事では、魔女の宅急便のキキのリボンを手作りする簡単な方法とコツをご紹介します☆
魔女の宅急便のキキのリボンは手作りがおすすめ
魔女の宅急便のキキに仮装するときに一番重要な赤いリボンですが、 似ているリボンを探すのって意外と大変ですし、運よく見つけられたとしても結構なお値段だったりすることも。1回や2回しか使わないものに高いお金を払うのはもったいない気がしてしまいますよね!
特にキキのリボンはただの「赤いリボンカチューシャ」ではなく、リボンの大きさや形が特徴的なので、サイズ感が違ったりしただけで雰囲気が変わってしまうんです。
当然、ちっちゃな女の子と大人の女性ではキキっぽいリボンの大きさも違ってきますよね!
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そういうアイテムは手作りしてしまうのが一番手っ取り早いです☆
手作りなら、バランスよくちょうどいいサイズに調節できるので「きつくて痛い!」とか「ゆるくてずれちゃう!」ということがなくて付け心地がいいし、「ここがもうちょっとこうなってたらいいのに~!」という部分は自分の理想に近づけることもできちゃいますよね。
材料費だけなので安上がりだし、姉妹や親子でお揃いにもできるし……と、メリットがたくさんです。
しかも、キキのリボンは作るのがとっても簡単!ミシンでもできますが、手縫いならちょっと手が空いた時間にちょこちょこっと作ることができるので、小さな子供のいるママや忙しい人も気軽に作れますよ♪
キキのリボンの材料は100均で!
材料を安く揃えるならやっぱり100均ですよね!
手芸用品専門店って意外と少ないですが、最近は100均でも手芸コーナーが充実しているお店が増えているので嬉しいです♪
キキのリボンの材料は主に2つ。赤い布とゴムひもだけです!あと、もしお持ちでなければ赤い縫い糸も。
糸を入れても100均なら300円+税で用意できますね。
今回ご紹介する作り方では、布は赤いフェルトを使います。
フェルトって18センチ角のものをよく見かけますが、100均では大判のフェルトも扱っていたりします。
私が100均で買ったのは60センチ角のウォッシャブルフェルトです。
これ一枚で2つくらいは軽く作れそうですよね!どうしても大判の赤いフェルトが手に入らないというときには、18センチ角のフェルトを縫い合わせて作ることも可能です。必要枚数は作りたいリボンのサイズにもよりますが、小さい子供用なら2~3枚くらいあれば足りるのではないでしょうか。
ゴムひもは黒のほうが目立ちにくいですが、髪の毛に隠れる部分なので白でもどんな色でもだいじょうぶですよ。
幅広のゴムひもをヘアバンド部分全体に通して作る方法と、細めのゴムひもを頭の後ろ部分だけに縫い付けて作る方法があります。
どちらでも好みの方で作っていただければいいのですが、大判のフェルトが手に入らなかったりでヘアバンド部分の長さを縫い合わせてつなげた場合には、引っ張られて縫い目がひろがってしまうのを防ぐためにもゴムを通す方法がおすすめです。
キキのリボンの作り方フェルトで作るときのコツ
フェルトは、「安い」「きれいな色が揃えやすい」「切りっぱなしで使える」と、小物を作るのに扱いやすくて便利な素材です。洗濯にはあまり向きませんが、ハリがある素材なので今回のような仮装用のリボン付きヘアバンドを作るのに形を整えたりしやすいのもいいですよね!
<作り方>
まず、ヘアバンド部分を作ります。
1.作りたいヘアバンドの幅の倍+1センチで、頭のサイズに合わせた長さにフェルトを切ります。
今回私は大人用で4センチ幅のヘアバンドにしようかなと思ったので、フェルトを9センチ×50センチに切り取りました。使う人の頭のサイズや好みの幅に合わせて切ってくださいね。
2.細長い筒状になるように5ミリくらい重ねて縫い合わせます。
このように8~10ミリ間隔でたてまつりにすると縫い合わせやすいですよ(縫い目がわかりやすいようにあえて白い糸を使っています)。
3.幅のあるゴムを通して作る場合は、ゴムを頭に巻いてみてちょうどいい長さを測り、縫い代を3センチくらい足して切っておきます。
4.ヘアバンドの筒にゴムを通し、ゴムの端を1.5センチ重ねて縫い合わせます(縫い目がわかりやすいようにあえて赤い糸を使っています)。
ゴムを縫い合わせたらちょっとずらして縫い目を隠すと、縫い目が当たりません。
これでヘアバンド部分のできあがりです☆
※ヘアバンドの太さに対してゴムが細すぎる場合は、ゴムが筒の真ん中で固定されるように筒の両端をこのように縫い留めておくと安定します。
このときゴムは縫い留めないように。
※ヘアゴムや幅が細めのゴムひもを使う場合、筒の両端を折ってしっかりと縫い合わせ、そこにゴムを通して輪っかになるように結びます。
ゴムひもを結んだらちょっとずらして結び目を隠します。
このままでもいいのですが、ゴムの輪の真ん中に糸を巻くなどして閉じておいたほうがヘアバンドの付け心地がよくなります。
この方法で作る場合は、折り返しの分4センチくらい長めにフェルトを裁断しましょう。
次にリボン部分を作ります。
5.頭の大きさに合うバランスのいいサイズのリボンになるように、紙でリボン型を作って微調整しながら大きさを決めます。
今回私が作っているのは大人用なので縦16センチ横25センチにしてみました。
紙をリボン型にして洗濯ばさみやクリップでヘアバンドにつけてから試着してみるとイメージがつきやすいですよ。
6.決めたリボンのサイズの横の長さだけを2倍にしてフェルトを裁断します。
私の場合、縦16センチ横50センチになりますね。
7.フェルトの両端を中央で合わせます。
8.上の合わせ目をつまんで上方向に1.5センチくらい引っ張ってずらします。
9.下の合わせ目がこのくらい重なります。
上の合わせ目はこのようにぴったりとくっつけたままで。
上から見るとこんな形ですね。
キキのリボンは上が広がって猫耳のようにも見えるので、このように下を少しだけすぼませるとよりキキっぽいリボンになるんです☆
10.下の合わせ目がずれないようにまち針で留めておき、上の合わせ目が離れないようにちょこっとまつり縫いして留めます。
11.リボンの中央をザクザクと縫って糸を引っ張り、2~3回巻いてから留めます。
12.ヘアバンドくらいの幅に切ったフェルトをリボンの中央の糸を隠すように巻き、リボンの下になる部分で縫い留めます。
幅はお好みで。もっと細くてもいいかもしれません。
13.ヘアバンドの中央にリボンの中央をしっかりと縫い付けます。リボンの上下を間違えないように!幅が狭い方が下ですよ。
14.形を整えて完成!上にのばしてみたり横に引っ張ってみたり全体をふっくらとさせてみたり…ちょっと形を変えるだけでだいぶ印象が違うので、色々試してみてください!
まとめ
魔女の宅急便のキキといえば大きな赤いリボンが象徴的で、仮装するなら一番こだわりたいポイントです☆
DVDなどを観ながら、ちょうどいい大きさや形のバランスを見つけてくださいね!